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ポリエチレンテレフタレートの処理方法

シーズコード S100000230
掲載日 2010年9月16日
研究者
  • 岡本 康昭
技術名称 ポリエチレンテレフタレートの処理方法
技術概要 ポリエチレンテレフタレートを水溶媒中190℃~300℃で水に難溶性の固体塩基を用いてテレフタル酸塩とエチレングリコールの付加物へと分解するポリエチレンテレフタレートの処理方法である。分解物を酸で処理することによりテレフタル酸とエチレングリコールにし、その後、テレフタル酸とエチレングリコールとを分離させる。テレフタル酸は水に難溶であるため水溶液中に沈殿し、エチレングリコールは水に任意の割合で溶解するため水相に溶けたままとなる。水に難溶性の固体塩基がマグネシウム化合物及び/又は亜鉛化合物であり、水に難溶性の固体塩基の使用量が、ポリエチレンテレフタレート100重量部に対し10~50重量部であり、ポリエチレンテレフタレートの分解反応後の水相からテレフタル酸塩とエチレングリコールの付加物を回収するポリエチレンテレフタレートの処理方法である。マグネシウム化合物及び/又は亜鉛化合物は、マグネシウム及び/又は亜鉛の酸化物及び/又は水酸化物である。ポリエチレンテレフタレートが着色剤により着色されたものであって、分解反応により生じた着色剤を固体塩基表面に吸着除去する。
研究分野
  • ポリオレフィン
  • 産業廃棄物処理
展開可能なシーズ 酸性廃液、アルカリ性廃液の問題や装置の腐食といった問題がなく、更には処理装置価格も安価なポリエチレンテレフタレートの処理方法を提供する。
酸廃液やアルカリ廃液を伴わず、反応容器を腐食しないポリエチレンテレフタレートの処理方法が提供され、分解反応温度が低温であるため、エネルギー消費量、使用できる装置材料の観点からも優れている。更に、生成物が水溶性であるため、未反応原料や固体塩基との分離、精製が容易である。また更に、ポリエチレンテレフタレートに着色剤が含まれていた場合においても、着色剤を固体塩基表面に吸着除去できるため、純度の高いテレフタル酸及びエチレングリコールを回収できる。
用途利用分野 ポリエチレンテレフタレ-ト分解処理
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人島根大学, . 岡本 康昭, . ポリエチレンテレフタレートの処理方法. 特開2003-041048. 2003-02-13
  • C08J  11/16     
  • C07C  31/20     
  • C07C  63/26     

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