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多孔質材料表面を親水性化する乾式表面処理方法

シーズコード S100000232
掲載日 2010年9月16日
研究者
  • 上原 徹
技術名称 多孔質材料表面を親水性化する乾式表面処理方法
技術概要 酸化エチレン,メタクリル酸等の親水性ビニルモノマーを大気圧プラズマ重合法によって多孔質材料表面上でそのポリマーを生成させ,多孔質材料表面上にポリマーの被覆層を生成して多孔質材料表面を親水性化にすることから成る乾式表面処理方法である。大気圧プラズマ重合に商用交流電源周波数を使用する。二酸化炭素,窒素ガス等の不活性ガスを用いることにより,ペニング効果を利用する。多孔質材料は,疎水性のポリエチレンフィルムである。二枚の上下の電極板を平行に配置して,その間に処理される材料を設置し,気相にて反応物質を送ることにより大気圧プラズマ重合を行い,材料表面にポリエチレンオキシド等の親水性高分子の被覆層を形成し,材料表面の親水性化を行う。電極部は,上側電極板1と下側電極板2との間の電極間の距離Lを5.5mm~6mm程度に設定し,上側電極板1に上側のガラス板3を接して配置し,下側電極板2に下側のガラス板4を接して配置した。下側のガラス板4上には,試料としてシート状の多孔質材料5を設置する。
画像

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研究分野
  • 高分子材料一般
  • 重合反応一般
展開可能なシーズ シート状の多孔質材料の表面を親水性化するため,大気圧プラズマ重合を利用した乾式法を用いて多孔質材料表面に被覆層を形成させ,湿式法での乾燥工程を不要にし,廃液を生じさせることなく廃液処理を不要にすると共に,乾燥に要するエネルギーを不要にした多孔質材料表面を親水性化する乾式表面処理方法を提供する。
この乾式表面処理方法は,多孔質材料の表面を親水性化させるのに,大気圧プラズマ重合法によって乾式で行うことができ,湿式法での乾燥工程及び廃液処理が不要となり,それらの設備投資が不要になり,コストダウンをはかることができる。また,従来のような火炎を用いないので,火災の危険性がなく,処理後の効果が経過時間と共に変化することがない。更に大気圧プラズマを用いるので,高真空設備を必要とせず,設備コストを大幅に低減できる。
用途利用分野 紙表面親水性化、シート状材料親水性化
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人島根大学, . 上原 徹, . 多孔質材料表面を親水性化する乾式表面処理方法. 特開2003-064207. 2003-03-05
  • C08J   9/36     
  • D06M  10/08     

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