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トロリ線ハンガ用防振具

シーズコード S100000349
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 網干 光雄
  • 中村 登
  • 桧垣 貴規
技術名称 トロリ線ハンガ用防振具
技術概要 下端にトロリ線を把持する把持部を有し、上部に吊架線に掛けられる湾曲部6を有するトロリ線ハンガの湾曲部6に取り付けられ、トロリ線の振動を吸収するための防振具7において、ハンガの湾曲部6の内側に基体11を配置する。この湾曲部6の外側において基体11に蓋体12を係合させて固定し、基体11とハンガ3の湾曲部6とで弾性体9を固定する。この弾性体9は、基体11から徐々にその水平方向断面積を縮小しながら下方へ突出して、下端において吊架線に取り付けられた保護カバー10に接する。電車のパンタグラフの通過によりトロリ線に電車の進行方向の波動が生じた場合、この波動が把持部を介してハンガに伝わるが、防振具7が比較的大きな波動透過係数をもっているので、ここで大きな反射波を生じることなく多くの波動を進行方向へ透過させる。同時にハンガに伝わる振動エネルギを防振具7によって減衰させ、トロリ線の振動を抑制する。保護カバー10に接するゴム製の弾性体9が、比較的小さなばね定数を持つため、防振具7の作用が効果的に発揮される。トロリ線のパンタグラフに対する離線率、ハンガへの応力が低減し、安定集電、部材の長寿命化が図れる。
画像

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研究分野
  • 線路構造,軌道材料
展開可能なシーズ 既存のハンガに簡単にかつ確実に装着することができ、トロリ線の波動をハンガの取付け個所において効率的に透過させると共に、これを減衰させるトロリ線ハンガ用の防振具を提供する。
ハンガの湾曲部の内側に基体を配置し、基体とハンガの湾曲部とで弾性体を固定し、この弾性体は下方へ突出して吊架線に取り付けられた保護カバーに接するように防振具を構成しているので、既存のハンガに簡単にかつ確実に装着することができる。
用途利用分野 電車、吊架線、トロリ線
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) (財)鉄道総合技術研究所, 三和テッキ(株), . 網干 光雄, 中村 登, 桧垣 貴規, . トロリ線ハンガ用防振具. 特開平11-048833. 1999-02-23
  • B60M   1/23     

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