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動物細胞の固定化方法

シーズコード S990003217
掲載日 2000年12月28日
研究者
  • 大島 宣雄
研究者所属機関
  • 筑波大学
研究機関
  • 筑波大学
技術名称 動物細胞の固定化方法
技術概要 本技術は、高い固定化効率を有する動物細胞の固定化方法に関するもので、微孔性の立体網状多孔質構造を有する粒子状の担体と動物細胞とを浮遊させた状態で遠心処理することを特徴とする。例えば、ラット肝細胞の固定化は以下のように行なう。微孔性の立体網状多孔質構造を有するポリビニルホルマール樹脂製シートを2mm×2mm×2mmに切断し、100~200個を遠心容器に入れる。滅菌処理、洗浄後、肝細胞懸濁液を注入する。遠心処理は、遠心容器に300Gの遠心力を印加して1分間処理。これを1回として、計6回行なう。このようにして処理すると極めて高い固定化効率で動物細胞を固定化することができる。また、播種細胞数が増加するにつれて固定化細胞密度が上昇し、特に播種細胞数が担体1cm3あたり4×107個以上の場合において極めて高い固定化細胞密度を示す(下表。比較例は遠心処理なしで、その他の条件は実施例と同じ)。
画像

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従来技術、競合技術の概要 バイオリアクターやバイオ人工臓器などの開発においては、目的とする細胞を装置内で高密度に培養する必要がある。例えば、バイオ人口肝臓には肝臓細胞を107個/cm3程度の高密度に培養する必要がある。細胞を高密度に培養する方法として、多孔質樹脂を細胞の担体とする方法が知られているが、細胞自身の接着力を利用した固定化方法は、固定化率がさほど高くないという欠点がある。
研究分野
  • 生体代行装置
展開可能なシーズ 多孔質粒子を担体として用い、遠心力を利用した動物細胞の固定化方法
用途利用分野 バイオリアクター
ハイブリッド型人口臓器
関連発表論文 (1)三好浩稔, 江橋具, 依馬秀夫, HSU H C, 中内啓光, 大島宣雄. 多孔質樹脂を担体とする胎仔肝細胞の培養. バイオエンジニアリング学術講演会講演論文集. vol.11,1999,p.246‐247.
(2)TUN T, 三好浩稔, 依馬秀夫, 中内啓光, 大島宣雄. 多孔質樹脂を担体としたマウス骨髄細胞の高密度培養に関する検討. バイオエンジニアリング学術講演会講演論文集. vol.11,1999,p.248‐249.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人筑波大学, . 大島 宣雄, 三好 浩稔, 楊 宗樺, . 動物細胞の固定化方法. 特開2000-106871. 2000-04-18
  • C12N   5/06     
  • C12N  11/08     

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