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抗菌性ブレンド塊状物およびその製造方法

シーズコード S100000604
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 塚田 益裕
  • 白田 昭
技術名称 抗菌性ブレンド塊状物およびその製造方法
技術概要 抗菌性ブレンド塊状物は、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニル、絹蛋白質、およびケラチン蛋白質の中の少なくとも1種の水溶性高分子と、式(1)のポリリジン化合物(式中、RはCHCHCHCHNHを示し、nは10以上である。)との混合水溶液からの乾燥固化物である。ポリリジン化合物は、末端のアミノ基及び分子側鎖のアミノ基がアンモニウム塩、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、又は臭酸塩と配位結合する塩型の化合物、またはその混合物である。水溶性高分子とポリリジン化合物との混合水溶液のpHを等電点以下にして、混合水溶液の蒸発乾燥速度を変えることにより、膜状、多孔質体状、ブロック状、粉末状、ゲル状等の種々の形態で抗菌性を有するブレンド塊状物を成型できる。又、支持体表面上に水溶性高分子とポリリジン化合物との混合水溶液を広げ、水分を蒸発させ、乾燥固化させると抗菌性の薄い被膜状のブレンド塊状物を形成できる。水溶性高分子は、水溶液のpHが5.8以上のものを使用し、絹フィブロイン、羊毛ケラチンでは、透明性、機械的強度に優れるものが得られる。
画像

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研究分野
  • 抗細菌薬の基礎研究
  • 固体の製造・処理一般
展開可能なシーズ 水溶性高分子とポリリジン化合物とを水溶液状態で混合させることにより、抗菌性機能を持ち、さまざまな形態を有するブレンド塊状物を製造する。
ポリリジン化合物と水溶性高分子とからなり、膜状、粉末状、ゲル状等の形態が異なる抗菌性ブレンド塊状物が提供できる。このブレンド塊状物は、トマトかいよう病菌、各種腐敗菌(レタス)、アブラナ科野菜黒腐病等の細菌およびクワ芽枯病等の糸状菌の増殖を制御でき、また、最近院内感染菌として問題となっている黄色ブドウ状球菌をはじめ動物由来の病原細菌の増殖も抑える。ポリリジン化合物と絹フィブロインとからなるブレンド塊状物は、透明で強度的にも優れ、生体適合性も良好であるので、医療分野を中心としたバイオ材料として利用できる。
用途利用分野 抗菌性薄膜、医療用バイオ材料、抗菌繊維
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 農林水産省蚕糸・昆虫農業技術研究所長, . 塚田 益裕, 白田 昭, . 抗菌性ブレンド塊状物およびその製造方法. 特開平11-049620. 1999-02-23
  • A01N  61/00     
  • A01N  37/46     
  • D06M  15/59     

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