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新規大容量バイナリーシャトルベクター

シーズコード S100000611
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 川崎 信二
技術名称 新規大容量バイナリーシャトルベクター
技術概要 T-DNA領域と、Ri複製起点とを有する大容量バイナリーシャトルベクターである。大容量バイナリーシャトルベクターは、pBI系のベクターであり、T-DNA領域にマルチクローニングサイトを有する遺伝子、具体的にはlacZ遺伝子が導入されている。更に、lacZ遺伝子とT-DNAの境界領域との間に抗生物質耐性遺伝子が導入され、境界領域は左側境界領域である。また、抗生物質耐性遺伝子としては、ハイグロマイシン耐性遺伝子あるいはカナマイシン耐性遺伝子が好適であり、大腸菌と単子葉植物中において選択マーカーとして使用できる。この大容量ベクターは、小さなDNA断片から40kbまでの大型の染色体断片までを組み込める。T-DNA領域内のlox部位、parC遺伝子、および複製起点としてRi oriを有するベクターであって、宿主である大腸菌またはアグロバクテリウム中で、cre酵素によりlox部位を有する環状ゲノムライブラリーのクローンプラスミドと統合可能なバイナリーベクターである。この大容量ベクターで形質転換された植物としては、すべての植物、主として種子植物、とりわけ単子葉植物が挙げられる。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ 10kb以上の大型の染色体断片を、高等植物、特に農業上重要な作物を多く含みながら形質転換が困難とされてきた単子葉作物に効率良く安定的に導入する。
10kb以上の染色体断片を、容易に、効率良く、安定性も良く、染色体の再編成等が起こらない条件で、単子葉作物に導入される。また、大容量バイナリーシャトルベクターを用いて、対象となる植物の形質転換能を有したインサートサイズ40kb程度のゲノムライブラリーを作製可能である。したがって、このベクターはポジショナルクローニング法などを用いた有用遺伝子の単離に有用である。また、イネにおいて、ゲノム機能を相補性テストで極めて効率的に検定するための手段が提供される。
用途利用分野 単子葉作物形質転換、ゲノム機能相補性検定解析、ゲノム機能解析用ゲノムライブラリー構築
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 川崎 信二, . 新規大容量バイナリーシャトルベクター. 特開平10-155485. 1998-06-16
  • C12N 15/09      
  • C12N  1/21      
  • C12Q  1/68      
  • C12R  1:91

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