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フラバノン類含有組成物

シーズコード S100000621
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 関谷 敬三
技術名称 フラバノン類含有組成物
技術概要 前駆脂肪細胞の脂肪細胞への細胞分化促進用組成物は、有効量のナリンゲニン,ナリンゲニン-7-グルコシド,ナリンジン,ヘスペレチンおよびヘスペリジンからなる群より選ばれた少なくとも1種のフラバノン類を含有する。また、この組成物を含有する食品もしくは食品素材である。組成物を飲料等として用いる場合は、フラバノン類が0.001~10重量%程度含まれるようにする。フラバノン類は、原料となるミカンの外果皮1kgにメタノール等を1~3l加え、加熱還流を行い抽出液を得る。この液を濃縮、乾固してブタノールと水を各々500ml程度加え、攪拌した後、静置して水層と有機溶媒層に分離させ、有機溶媒層を濃縮、乾固し、これにジエチルエーテル等を加え攪拌する。その後、遠心分離し、得られた沈澱物にエーテルを加えて可溶物を除去する。得られたエーテル不溶物をフラバノン類含有画分として回収する。クロマトグラフィーなどにより各成分に分画する。フラバノン類は、脂肪細胞における優れた細胞分化促進作用を示し、その効果はインスリンとの共存によって高まる。図は糖尿病マウスの飼育期間中における体重および飼料摂取量の変化を示す。
画像

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研究分野
  • 製剤一般
  • 糖質代謝作用薬の基礎研究
展開可能なシーズ 安全性の点で全く心配のない天然物の中から、脂肪細胞の分化を促進する作用を有する物質を提供する。
この細胞分化促進用組成物は、前駆脂肪細胞の脂肪細胞への分化を促進して糖および脂質の代謝を活性化し、血中の糖および脂質濃度を低下させる作用がある。この組成物は経口投与、静脈注射などの方法によって生体内投与することにより、糖尿病や高脂血症等の疾病の改善もしくは予防を図ることが可能である。また、脂肪細胞への分化を促進させ脂肪細胞を増加させることより、家畜の高脂肪肉を生産できることから、飼料を開発することができる。この組成物の有効成分は食品天然成分であるため、安全性の上で問題がない。
用途利用分野 糖尿病予防・治療薬、高脂血症予防・治療薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 関谷 敬三, . フラバノン類含有組成物. 特開平11-171766. 1999-06-29
  • A61K 31/35      
  • A23L  1/30      
  • A61K 31/70      
  • A61P  3/06      
  • A61P  3/08      
  • A61P  43/00     
  • C07D311/32      
  • C07H 17/04      

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