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キュウリモザイクウイルス(CMV)の感染による植物の病気をサテライトRNAにより治療する方法

シーズコード S100000642
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 岩崎 真人
  • 齋藤 由里子
  • 河辺 邦正
技術名称 キュウリモザイクウイルス(CMV)の感染による植物の病気をサテライトRNAにより治療する方法
技術概要 キュウリモザイクウイルス(CMV)の感染による植物の病気を治療する方法であって、CMVに感染した植物に対して、サテライトRNA、それを含む弱毒ウイルス、または細胞内でサテライトRNAを作る人工物を接種または投与することによって、病徴の軽減化または病気の治療を行う。サテライトRNAは、キュウリモザイクウイルス(CMV)粒子中に存在してCMVの感染・増殖に必要なRNA以外のRNAである。サテライトRNAは、およそ300~400塩基のRNA分子であり、キュウリモザイクウイルス(CMV)の増殖を抑制し、病徴を軽減する。弱毒ウイルスは、弱毒性のサテライトRNAとキュウリモザイクウイルス(CMV)の軽症株とを組み合わせて作出する。細胞内でサテライトRNAを作る人工物は、サテライトRNAのcDNAを組み込んだプラスミドであり、サテライトRNAのcDNAにプロモーターを連結したものである。強毒性CMVの接種によって発病したトマトに、この弱毒株を汁液接種することで、病徴の軽減化または病気の治療が可能である。サテライトRNAは、分離株sat55-1を用いる。軽症株のCMVは、分離株CMV-No.7を用いる。
画像

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研究分野
  • ウイルスによる植物病害
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ 既に開発されているサテライトRNAを利用した弱毒ウイルスにより、CMVによるトマトの病気を治療する方法を提供する。
強毒性CMVの接種により発病したトマトに、サテライトRNAを含む弱毒ウイルスを接種するお、およそ2~3週間後の上位葉の病徴が軽くなり、以後展開する葉の病徴も軽くなる。CMV感染により発病した植物の病徴を軽減化または病気の治療をすることができる。
用途利用分野 キュウリモザイクウイルス防除剤、生物農薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 農林水産省北海道農業試験場長, 岩崎 真人, . 岩崎 真人, 齋藤 由里子, 河辺 邦正, . キュウリモザイクウイルス(CMV)の感染による植物の病気をサテライトRNAにより治療する方法. 特開平11-279013. 1999-10-12
  • A01N  63/00     
  • C12N  15/09     

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