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蛋白質ミクロフィブリルおよびその製造方法ならびに複合素材

シーズコード S100000666
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 加藤 弘
  • 早坂 昭二
  • 塚田 益裕
技術名称 蛋白質ミクロフィブリルおよびその製造方法ならびに複合素材
技術概要 天然蛋白質繊維を、アルカリ剤を含むアルカリ水溶液により処理し、またはアルカリ剤でpHを調整した中性塩水溶液により処理し、繊維を膨潤させ、繊維構造が若干弛緩した状態にして、水溶液に分散せしめ、この分散した天然蛋白質繊維に対して、一定の振動とずり応力を与えるビーズ衝撃破砕処理を行うことにより、繊維の繊維軸と垂直な横方向の切断のみならず繊維軸と平行な縦方向にも細かく開裂されたミクロフィブリルが得られる。このアルカリ水溶液による処理は、1.0~5.0%のアルカリ水溶液を用いて行われ、また、中性塩水溶液による処理は、アルカリ剤でpHを9以上に調整した、濃度が4M以上の中性塩水溶液を用いて行われることが好ましい。また、ビーズ衝撃破砕処理は、ビーズ直径が0.2~1mmφ、衝撃処理時間が5~50分、ビーズ振動の周波数が50Hz以上である条件下で行われることが好ましい。
研究分野
  • 養蚕一般
  • 蛋白質・ペプチド一般
展開可能なシーズ 天然生体蛋白質繊維を単に繊維軸に垂直の横方向で切断するのみならず、繊維軸と平行な縦方向にも細かく開裂させることで、天然生体蛋白質繊維を構成するミクロフィブリルを効率的、経済的に製造する方法および得られたミクロフィブリルならびにこれらミクロフィブリルを含む複合素材を提供する。
このミクロフィブリルの基本的な化学構造と物理特性は、開裂する前の天然蛋白質繊維と同一であるため、柔軟性、タッチ、光沢、表面積などに特徴ある天然素材である。このミクロフィブリルから、柔らかさ、滑らかさ、捻れやすさを有するフィブリル集合体を各種の形態で調製することができるので、衣料分野のみならず、医薬、農薬・医療、土木・建設などを含む広い産業分野で各種資材として利用できる。
用途利用分野 衣料、医薬、農薬・医療、土木・建設資材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 農林水産省蚕糸・昆虫農業技術研究所長, . 加藤 弘, 早坂 昭二, 塚田 益裕, . 蛋白質ミクロフィブリルおよびその製造方法ならびに複合素材. 特開2000-170029. 2000-06-20
  • D01F   4/00     
  • D21H  13/34     
  • D04H   1/04     

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