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耐圧性気球およびその製造方法

シーズコード S100000731
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 矢島 信之
  • 井筒 直樹
技術名称 耐圧性気球およびその製造方法
技術概要 ガス袋11は、概略的に球形をなしており、ガス袋を縦にN等分した紡錘形のゴア13を多数接合して構成されている。これらのゴア13は、軽量で高強度の織布、またはプラスチックフイルム等の被膜材料で形成され、互いにその両側縁部を縫合または接着等により接合され、ガス袋11を構成している。また、これらのゴア13の接合線に沿って、高張力に耐えるロードテープ14が縫い込まれ、または接着される。各ゴアの形状寸法は、ガス袋11の被膜材料に縦方向の張力のみ発生し周方向には張力が発生しないと規定された自然型の形状に対して、その幅および長さが大きく形成されており、またロードテープ14の長さは、ゴアの自然型の形状の両側縁部の長さに対応した長さに設定されている。ガス袋11内にガスが充填された場合に各ゴアの被膜材料はのロードテープ14の間で外側に膨出する。よって、これら各ゴアの部分の曲率半径が小さくなり、内圧に対する耐圧性がより向上する。また、これらゴアは接合線のない単一の被膜片から構成されているので、構造が簡単で接合箇所の増加はなく、重量や工程の増加、強度の低下や漏洩の可能性の増加等を招くこともない。
画像

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研究分野
  • 航空機
  • 飛しょう体の設計・構造
展開可能なシーズ 紡錘形の被膜片ゴアの被膜材料の曲率半径を小さくすることによってガス袋の耐圧性を高め、かつ構造が簡単で製造が容易であるとともに、信頼性も高い気球およびこれを製造する方法を提供する。
この気球は、ゴアの幅および長さが自然型の形状より大きく設定されているが、ロードテープは自然型の形状のゴアの両側縁部の周長と等しいため、この余剰分だけ各ゴアがガス袋の周方向および縦方向に膨出する。よって、これら各ゴアの部分の曲率半径が小さくなり、内圧に対する耐圧性がより向上する。
用途利用分野 成層圏観測用気球、高空用気球
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, . 矢島 信之, 井筒 直樹, . 耐圧性気球およびその製造方法. .
  • B64B   1/58     

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