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生体高分子/ポリアリルアミン複合体およびその製造方法

シーズコード S100000977
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 新居 孝之
  • 塚田 益裕
  • 日本 理都子
  • 早坂 昭二
技術名称 生体高分子/ポリアリルアミン複合体およびその製造方法
技術概要 絹蛋白質、羊毛ケラチン、コラーゲン、クモの糸、または海性蛋白質である生体高分子と、中和処理後の、または未中和のポリアリルアミンであって、分子内に正の電荷を持つポリアリルアミンとからなる細胞の付着・増殖増強機能を有する生体高分子/ポリアリルアミン複合体である。この複合体は、水とアルコールとの混合水溶液に、エポキシ化合物、アルデヒド、または両者の化合物を混合した水不溶化薬剤水溶液で処理され、生体高分子とポリアリルアミン相互間に架橋結合が導入されたものである。生体高分子と、ポリアリルアミンとを水性溶液または水性分散液状態で混合し、その後蒸発乾固せしめて、生体高分子/ポリアリルアミン複合体を得る。絹タンパク質とポリアリルアミンとからなる複合体膜を、水とアルコールとの混合水溶液に、エポキシ化合物、アルデヒド、または両者の化合物を混合した水不溶化薬剤水溶液で処理し、架橋結合を導入して創傷被覆材、金属イオン吸着基材又は細胞の付着、増殖機能を有する細胞培養床基材として使用する。この複合体は、強度等の優れた物性を有し、生体細胞の付着・増殖を増強する。
研究分野
  • 高分子材料一般
  • 製造工程とその装置
展開可能なシーズ 生体高分子とポリアリルアミンとを水性溶液もしくは水性分散液状態で均一に混合した混合水性溶液または水性分散液を基質の上で乾燥乾固することにより、細胞の付着・増殖性に優れ、また強度等の物性にも優れ、さらに成形性の良い生体高分子/ポリアリルアミン複合体およびその複合体を効率的かつ経済的に製造する方法を提供する。
この生体高分子/ポリアリルアミン複合体は、絹フィブロイン等の生体高分子とポリアリルアミンとの両方の性質を兼ね備え、機械的性質、生化学特性を相乗的に兼ね備えている。その表面に昆虫細胞およびマウス由来の繊維芽細胞等の生体細胞を効率的に付着でき、またそこで細胞を増殖させることもできる。この複合体は、固定化酵素、医用材料、生体成分分離用担体、免疫測定法、細胞培養床基材等に利用できる。この複合体は、分子凝集性が強い素材であるため、医薬品・生理活性物質等を継続して徐放する。
用途利用分野 医薬徐放担体、固定化酵素、医用材料、生体成分分離用担体、人工血管、コンタクトレンズ、傷創被覆材、皮内注入用素材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 農林水産省蚕糸・昆虫農業技術研究所長, . 新居 孝之, 塚田 益裕, 日本 理都子, 早坂 昭二, . 生体高分子/ポリアリルアミン複合体およびその製造方法. 特開2000-273264. 2000-10-03
  • C08L  39/00     
  • C08K   5/07     
  • C08L  89/00     
  • C12N  11/00     
  • A61L  15/16     
  • A61L  27/00     
  • C12N   5/06     
  • C12Q   1/18     

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