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単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法

シーズコード S100000978
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 中嶋 光敏
  • 菊池 佑二
  • 鍋谷 浩志
  • 仝 継紅
  • 関 実
  • 杉浦 慎治
技術名称 単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法
技術概要 高融点油脂を融点以上に加熱して液状にして、この分散相を加圧し、一定幅の多数のマイクロチャネルを介して連続相中に分散せしめてエマルションを生成する。このエマルションを冷却し凝固させることにより、固体マイクロスフィアの懸濁液を作製し、この懸濁液から連続相を除去することで高融点油脂のマイクロスフィアを回収して単分散固体脂質マイクロスフィアを製造する。マイクロチャネルはシリコン基板に微細加工技術を用いて0.1μm~100μmの大きさで設けられ、基板の表面に設けられた突条をなすテラスの上に多数の壁体を設け、これら壁体間をマイクロチャネルとしている。分散相には液状となった高融点油脂の他に界面活性剤を添加することが好ましい。界面活性剤を添加することで界面張力が低下し、ブレークスルー圧力(分散相が連続相へ進入する最低圧力)を低減できる。エマルションから連続相を除去する工程は、エマルションを凍結乾燥する手段を含む。圧力としては、テラスが基板の端から2~4mmの位置に加工されており、幅10~20μm、深さ5~10μmのマイクロチャネルを用いる場合には、0.5kPa以上1.3kPa以下が好ましい。
画像

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研究分野
  • 高分子材料一般
  • 製造工程とその装置
展開可能なシーズ 水素添加魚油や牛脂等の高融点天然油脂のマイクロスフィアを、数10μmの大きさでしかも標準偏差を小さく(均一で)して連続的に得ることができる方法を提供する。
高融点油脂のマイクロスフィアとして、平均粒径が数10μmでしかも均一なもの(標準偏差が5%以下)を、連続して大量に製造することができる。また、アニオン系或いは非イオン系界面活性剤を添加することで、安定したマイクロチャネル乳化が可能になりブレークスルー圧力をLaplaceの式から予測できるので、分散相に加える圧力をコントロールすることで効率よくマイクロスフィアを生成できる。廃棄されていた魚油、動物脂等の食品、医薬或いは化成品への応用を高め、省資源に寄与する。
用途利用分野 食品、医薬、化粧品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 中嶋 光敏, 菊池 佑二, 鍋谷 浩志, 仝 継紅, 関 実, 杉浦 慎治, . 単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法. 特開2000-273188. 2000-10-03
  • C08J   3/16     
  • B01J  13/00     

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