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天然植物油の脱ガム法

シーズコード S100000991
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 中嶋 光敏
  • 鍋谷 浩志
  • スブラマニアン ランガスワミ
技術名称 天然植物油の脱ガム法
技術概要 膜を介して天然植物油をガム成分を含む濃縮油とガム成分を除去された透過油に分離する脱ガム法において、天然植物油にホスファチジルコリン(PC)にてエンリッチされたレシチンと水を添加して脱ガムを行う方法である。この脱ガム法において、膜は疎水性のポリエチレン(PE)または疎水性のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)であり、ポアサイズが30~100nmである。天然植物油は、大豆油、菜種油、パーム油またはヒマワリ油の何れかである。バッチ式の場合には天然植物油にレシチンと水を添加するようにし、また濃縮油を循環させる連続式の場合には、天然植物油または再分離前の濃縮油にレシチンと水を添加する構成としてもよい。ホスファチジルコリン(PC)でエンリッチされたレシチンを用いることで、膜によりリン脂質の阻止も効果的に行うことができる。レシチンと水の割合が異なる4種類の添加物を用いた場合の、天然の大豆油中、濃縮油及び透過油中のリン含有量、リン脂質の合計除去率(TR)、リン脂質の有効除去率(ER)、リン脂質の見かけの除去率(RO)を表1に示す。
画像

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研究分野
  • 食用油脂,マーガリン
展開可能なシーズ 天然植物油からリン脂質や粘液質のガムを膜を用いて除去する脱ガム法を提供する。
天然の大豆粗油や菜種粗油等の植物油を精密濾過膜を用いて脱ガムするにあたり、レシチンと水を添加することで、電解質を添加することなく、リン脂質の阻止率を高め、且つ透過流束を大きくし、工業的利用を可能とした。
用途利用分野 天然植物油、天然植物油精製
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 中嶋 光敏, 鍋谷 浩志, スブラマニアン ランガスワミ, . 天然植物油の脱ガム法. 特開2001-011484. 2001-01-16
  • C11B   3/00     
  • C11B   3/16     
  • C11B   5/00     

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