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偏波適応フェーズドアレーアンテナ

シーズコード S990003261
掲載日 2000年12月28日
研究者
  • 田中 正人
研究者所属機関
  • 独立行政法人 通信総合研究所
研究機関
  • 独立行政法人 通信総合研究所
技術名称 偏波適応フェーズドアレーアンテナ
技術概要 本技術は、偏波が未知の到来電波の偏波状態を同定でき、また、同定した偏波に合わせて偏波状態を可変し、その楕円偏波ビームを操作できるフェーズドアレーアンテナに関する。直線偏波の素子アンテナからなるフェーズドアレーであって、各素子アンテナの受信電力のうち最低3素子の受信電力及びフェーズドアレーアンテナで円偏波の回転方向を左旋と右旋に切り替えたときの受信電力を検出することにより、位相の測定は無しに到来電波の偏波状態を同定できる。また、給電位相量を変えるだけで同定した偏波状態に適合した偏波のビームを走査可能である。具体的には、直線偏波の素子アンテナを用いたアレーアンテナで各素子アンテナをボアサイト軸の回りにp(n-1)π/Nラジアンの回転(Nは全素子数、nは素子番号、pは1≦p≦N-1の整数)を与えて配置し、各素子アンテナに移相器を取り付けて、電力分配器と接合すると共に、各素子アンテナの出力のうち最低3素子の受信電力を検出できるフェーズドアレーアンテナを基本構成とする。
画像

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従来技術、競合技術の概要 一般に、偏波が未知の到来電波に対して偏波状態を同定し、同定した偏波に合わせて偏波状態を可変にできるアンテナを構成することは困難である。例えば、ミリ波構内通信用アンテナにおいて、ミリ波構内通信では親局から子局に到達した電波を使用するが、親局と子局の間に人などが入り込んで直接波が遮断された時に、壁などで反射された電波を使用することも考えられる。壁などで反射された電波を利用しようとすると不確定な偏波に適合するアンテナが必要になるが従来のアンテナではこれを容易に受信することができなかった。
研究分野
  • アンテナ
  • 移動通信
  • 宇宙通信
展開可能なシーズ (1)偏波状態が未知の電波の偏波を、受信電力の測定のみで同定できる
(2)給電位相量を変えるだけで同定した偏波状態に適合した偏波のビームを走査可能である
用途利用分野 構内無線LAN通信用のフェーズドアレーアンテナ
到来電波の偏波状態を同定するフェーズドアレーアンテナ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人情報通信研究機構, . 田中 正人, . 偏波適応フェーズドアレーアンテナ. 特開平11-234038. 1999-08-27
  • H01Q  21/24     
  • H01Q   3/24     
  • H01Q   3/30     

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