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PCR法による植物遺伝子の検出方法

シーズコード S100001009
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 荒平 正緒美
  • 深澤 親房
技術名称 PCR法による植物遺伝子の検出方法
技術概要 タンパク質変性処理を受けた植物性加工食品から、植物の遺伝子をPCR法を用いて検出するに当たり、食品を脱脂した後、常法によりDNA粗画分を抽出し、次いでポリエチレングリコール沈澱法および/またはポリアクリルアミドゲル電気泳動法によるDNA分画処理を行うことにより得られる鋳型DNAを用いる植物遺伝子の検出方法である。タンパク質変性処理を受けた植物性加工食品は油糧種子である。タンパク質変性処理を受けた植物性加工食品について脱脂処理を行い、さらに抽出後には特定の精製、分離法を適用することにより、タンパク質変性処理がなされた植物性加工食品からでも純度の高いDNAの調製が可能である。ジエチルエーテル等を溶媒として用いるソックスレー法やエーテルによる脱脂処理を行うことにより、PCRの際に問題となる低分子DNAを除去でき、後の処理で調製されるDNAの純度低下を防いで、PCR増幅に供し得る十分な純度をもったDNAが得られる。抽出したDNA粗画分について、ポリエチレングリコール沈澱法による処理および/またはポリアクリルアミドゲル電気泳動法によるDNA分画処理を行い、さらに純度の高いDNAを調製する。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • クロマトグラフィー,電気泳動分析一般
  • 食品の検査・取締り
展開可能なシーズ ダイズを始めとする植物種子を素材とする植物性加工食品のうち、タンパク質の変性処理を受けたものから植物の遺伝子をPCR法を用いて検出するに当たり、抽出されたDNA粗画分をさらに分画処理することにより得られる高純度の鋳型DNAを用いて検出する方法を提供する。
タンパク質の変性処理を受けた植物性加工食品に由来する植物遺伝子を検出するに当たり、純度の高く、PCR法に適した鋳型DNAを用いる方法が提供される。この方法は、タンパク質変性処理を受けたきな粉、蒸煮ダイズ、味噌や納豆などに対しても適用することが可能であり、納豆から得られた純度の高いDNAを用いてPCR法を行うことは、初めて開発されたものである。組み換え作物由来の食品に対し、得られる純度の高いDNAから組み換え遺伝子が検出可能である。組み換え遺伝子の検出において、非特異的なバンドの現れない組み合わせのプライマーを構築できる。
用途利用分野 組み換え遺伝子検出、組み換え加工食品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 荒平 正緒美, 深澤 親房, . PCR法による植物遺伝子の検出方法. 特開2001-149080. 2001-06-05
  • C12N  15/09     
  • C12Q  1/68      
  • G01N 33/53      
  • G01N 33/566     

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