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ヘリコバクター・ピロリ菌用抗菌剤

シーズコード S100001021
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 老田 茂
技術名称 ヘリコバクター・ピロリ菌用抗菌剤
技術概要 アルファ型および/またはベータ型チオニンを有効成分として含有するヘリコバクター・ピロリ菌用抗菌剤である。チオニンは、大麦、小麦、燕麦、ライ麦等の麦類の穀粒粉から食塩水や塩酸、硫酸、酢酸などの酸によって抽出することができ、またチオニン遺伝子を含む組換え微生物や植物を用いて生産することもできる。アルファ型およびベータ型チオニンは、いずれも約45個のアミノ酸で構成され、そのうちシステインが約8個含まれており、しかもそれらのシステインの一部または全てがジスルフィド結合により内部架橋している構造を特徴とする。また、これらのチオニンは、酸性条件下でも変性せず、胃中で分泌されるペプシンでは分解されないが、腸内で分泌されるトリプシン等の酵素によって分解される。胃中のヘリコバクター・ピロリ菌の増殖を阻害するためには、チオニンを成人1人、1日あたり、精製品として50~200mg程度投与すればよい。
研究分野
  • 製剤一般
  • 消化器作用薬の基礎研究
  • 抗細菌薬の基礎研究
展開可能なシーズ 慢性胃炎や胃潰瘍の発症に関与するヘリコバクター・ピロリ菌の増殖を阻害する作用を有し、かつ天然物に由来し、安全性の高い抗菌剤を提供する。
天然物に由来し、安全性の高いチオニンを有効成分とする抗菌剤が提供される。この抗菌剤は、慢性胃炎や胃潰瘍の発症に関与するヘリコバクター・ピロリ菌の増殖を阻害する作用を有し、酸性条件で変性しないし、ペプシンにより分解されないので、胃炎や胃潰瘍の改善や防止に有用である。
用途利用分野 ヘリコバクタ-・ピロリ菌用抗菌剤、慢性胃炎、胃潰瘍
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 老田 茂, . ヘリコバクター・ピロリ菌用抗菌剤. 特開2001-316280. 2001-11-13
  • A61K  38/00     
  • A61P   1/04     
  • A61P  31/04     

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