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抗菌性素材及び抗菌活性の増強方法

シーズコード S100001049
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 新居 孝之
  • 塚田 益裕
  • 日本 理都子
技術名称 抗菌性素材及び抗菌活性の増強方法
技術概要 動物蛋白質からなり、この動物蛋白質に抗菌性成分としてフェナントロリン、及び基本骨格としてフェナントロリン骨格を有する化合物から選ばれた配位子が結合されて含まれている抗菌性素材である。動物蛋白質は、絹蛋白質又は羊毛蛋白質である。絹蛋白質は、絹フィブロイン繊維を中性塩水溶液中に溶解して得た絹フィブロイン水溶液から蒸発固化して得た絹フィブロイン膜であってもよい。抗菌性成分は、配位子にさらにコバルトイオン又はルテニウムイオンが配位結合されてなる金属錯体であり、トリス(1,10-フェナントロリン)ルテニウム(Ⅱ)クロライドハイドレート、及びジクロロ(1,10-フェナントロリン)銅(Ⅱ)から選ばれた錯体であることが好ましい。抗菌性素材は、光照射条件下で使用されることにより、病原微生物の増殖抑制機能を増強し、かつ、持続することができる。金属イオンが結合した高分子素材のトマトかいよう病細菌に対する抗菌活性を表に示す。
画像

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研究分野
  • 食品衛生一般
  • 食品の変質
  • 抗細菌薬の基礎研究
展開可能なシーズ 抗菌活性に優れた配位子を含む生体高分子抗菌性素材や、抗菌性金属イオンが抗菌性配位子に配位結合で結合してなる錯体を含む生体高分子抗菌性素材、及びこれらの抗菌性素材を用いて病原微生物の抗菌活性を増強する方法を提供する。
この抗菌性物質は、絹蛋白質、羊毛ケラチン等の生体高分子素材と結合し得るため、使用に適した耐久性に富む抗菌性素材が提供できる。光照射条件により抗菌活性が変化し、光を照射する環境下で抗菌活性が著しく増強する。含有する金属イオンが溶出し難いため、生体や環境を悪染する危険性がない。抗菌性金属イオン、配位子、又は錯体の組成物は、スプレーとして用いることができ、木材、紙、金属、ガラス、セラミックス、プラスチック等に、容易に抗菌性を付与可能である。
用途利用分野 抗菌性製品(医療、家庭用品、家電・事務、食品、農業、園芸)
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 新居 孝之, 塚田 益裕, 日本 理都子, . 抗菌性素材及び抗菌活性の増強方法. 特開2002-241206. 2002-08-28
  • A01N  43/90     
  • A01N  25/10     
  • A01N  55/02     
  • D06M  13/355    

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