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複合病害抵抗性を示す形質転換植物

シーズコード S100001073
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 川田 元滋
  • 福本 文良
  • 中島 敏彦
  • 黒田 秧
技術名称 複合病害抵抗性を示す形質転換植物
技術概要 複数の種類の病原菌に対する抵抗性を有し、配列番号2のアミノ酸配列からなるタンパク質である。このタンパク質をコードする遺伝子は、配列番号1の塩基配列からなるDNA、又はそのDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ抗菌活性を有するタンパク質をコードするDNAである。この遺伝子を含む形質転換植物、植物組織又は植物培養細胞、種子も含まれる。病原菌は、イネ白葉枯病、褐条病、もみ枯細菌病、苗立枯病イネいもち病、紋枯病、ごま葉枯病等である。遺伝子を含む発現ベクターを構築し、発現ベクターで植物を形質転換し、及び得られる形質転換体から植物体を再生して、複合病害抵抗性植物を作出する。好適な植物はイネである。キャベツ及びコマツナの種子からディフェンシンタンパク質をコードする遺伝子の単離に成功し、この遺伝子を含む組換えベクターを用いてイネを形質転換し、得られた形質転換体がイネいもち病及びイネ白葉枯病の両方に対し抵抗性を有することを見出す。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • 蛋白質・ペプチド一般
  • 核酸一般
展開可能なシーズ 複合病害抵抗性を示す植物、植物に複合病害抵抗性を付与する方法及び複合病害抵抗性植物の作出方法を提供する。
抗菌活性を有するディフェンシンをコードする遺伝子を植物に導入することによって、細菌又は糸状菌にかかわらず複数種の病害に対して抵抗性を示す形質転換植物が作出される。病害に弱い多くの高品質植物品種は、これにより複合病害抵抗性を獲得し、安定して生産される。さらに複合病害抵抗性を示すことから、病原菌による発病を防止する農薬の依存度を飛躍的に軽減可能となり、農作物生産に大きく貢献する。
用途利用分野 耐病性イネ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 川田 元滋, 福本 文良, 中島 敏彦, 黒田 秧, . 複合病害抵抗性を示す形質転換植物. 特開2003-088379. 2003-03-25
  • C12N  15/09     
  • A01H   5/00     
  • C07K  14/415    
  • C12N   5/10     

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