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ブタ体外生産胚の体外培養用培養液及び該培養液を用いたブタ体外生産胚の体外培養方法

シーズコード S100001075
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 菊地 和弘
  • 金子 浩之
  • 野口 純子
技術名称 ブタ体外生産胚の体外培養用培養液及び該培養液を用いたブタ体外生産胚の体外培養方法
技術概要 グルコースを含まず、乳酸及びピルビン酸を含有し、乳酸としては乳酸ナトリウムのみを含有するブタ体外生産胚の体外培養用培養液である。培養液は、NCSU37培地からグルコースを除外したものを基本とし、グルコースの代わりに0.40~1.5μL/mL(60%溶液)の乳酸及び0.009~0.036mg/mLのピルビン酸を含む。乳酸及びピルビン酸を含有する基本培養液に卵管上皮細胞を分散させた状態で含有させて2日間培養後、遠心分離して得た上清に基本培養液を等量加えることにより卵管上皮細胞による条件付けをする。この培養液を用いて、ブタ体外生産胚を受精後0-2日間培養し、その後グルコースを含有し、乳酸及びピルビン酸を含まない培養液で培養してブタ体外生産胚を体外培養する。グルコースを含有し、乳酸及びピルビン酸を含まない培養液としては、NCSU37培地が好適である。受精後初期の2日間の培養方法に改良を加える。この2日間は胚固有の遺伝子が発現するための準備期間であり、4細胞で発生停止が見られる。エネルギー源として、ピルビン酸と乳酸を利用した結果、ブタ体外生産胚の体外培養において、胚盤胞の品質が向上する。
研究分野
  • 細胞・組織培養法
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ ブタ体外生産胚の体外培養において、得られる胚盤胞の品質を高めることができ、かつ移植後の胎仔や産仔への発生率も高めることができるブタ体外生産胚用の体外培養液、及びブタ体外生産胚の体外培養方法を提供する。
この体外培養用培養液によれば、ブタ体外生産胚の体外培養において得られる胚盤胞の品質を高めることができ、かつ移植後の胎仔や産仔への発生率も高めることができる。またこの体外培養方法によれば、培養液を用いてブタ体外生産胚を体外培養することにより、高品質の胚盤胞まで発生させることが可能となり、しかも移植後に胎仔や産仔まで発生可能となる。形質転換やクローン作出などのブタにおける生殖工学に応用可能な基礎技術であると考えられる。
用途利用分野 形質転換豚、豚品種改良
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 菊地 和弘, 金子 浩之, 野口 純子, . ブタ体外生産胚の体外培養用培養液及び該培養液を用いたブタ体外生産胚の体外培養方法. 特開2003-093054. 2003-04-02
  • C12N   5/06     
  • A01K  67/02     

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