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排水の脱色方法および装置

シーズコード S100001077
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 陳 昌淑
  • 田中 康男
技術名称 排水の脱色方法および装置
技術概要 硫黄又は硫黄と炭酸カルシウムとの混合物を充填した反応槽に着色した排水を導入するに際し、着色排水の流入水pHを8.0-9.0に保持し、曝気を施し、更に好気条件において硫黄酸化反応を生じさせて着色排水を脱色する排水の脱色方法である。生物処理を経た着色排水又は生物処理と硝化脱窒処理とを経た着色排水である事が好ましい。排水の脱色装置は、硫黄の粒状体又は硫黄と炭酸カルシウムとの混合物からなる粒状体を充填してなる反応槽1と、曝気装置3と、処理水のpHに応じて通気量を制御する手段14と、pH調整手段7と、着色した排水を反応槽に導入する手段4、及び脱色した処理水を導出する手段5とを備える。更に、硫黄の粒状体又は硫黄と炭酸カルシウムを含む混合物粒状体からなる硫黄含有濾材床2を反応槽1内に形成している。好気条件下において、硫黄酸化菌による硫黄酸化反応を生起させ、着色物質(主にフミン質)を酸化分解して脱色を行う。流入水のpHを調整すると共に、通気により硫黄酸化菌の活動を促し、反応槽内のpHを6.5乃至8.0の範囲に維持すると、硫黄酸化反応を好適に進めることができる。
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研究分野
  • 下水・廃水処理施設
  • 下水,廃水の化学的処理
展開可能なシーズ 安価な硫黄と炭酸カルシウム(炭酸石灰)を用い、簡単な方法で着色した排水の脱色を可能にする。
曝気による好気条件下おける硫黄酸化反応を利用する脱色方法及び装置であるが、硫黄と炭酸カルシウム(炭酸石灰)という比較的安価で取扱いが容易な材料を使用して、着色排水の脱色の課題を解決できる。即ち、流入水の浮遊成分を除去してから、要すれば流入水のpHを調節して導入するか、または原水をそのまま流入して、連続又は間欠曝気すれば脱色できる。本発明の対象は、フミン質由来の着色がある放流直前の排水である。即ち、畜舎排水、メタン発酵を始めとする嫌気処理後の各種産業廃水、埋め立て地の浸出水などに適用できる。
用途利用分野 畜舎排水処理、メタン発酵廃水処理、産業廃水処理
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 陳 昌淑, 田中 康男, . 排水の脱色方法および装置. 特開2003-103280. 2003-04-08
  • C02F   3/06     
  • C02F   3/08     
  • C02F   3/34     
  • C02F   3/34     

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