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動物細胞の固定化方法

シーズコード S100001275
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 大島 宣雄
  • 三好 浩稔
  • 楊 宗樺
技術名称 動物細胞の固定化方法
技術概要 微孔性の立体網状多孔質構造を有する粒子状の担体に動物細胞を固定化して動物細胞固定化物を得る動物細胞の固定化方法であって、粒子状の担体と動物細胞とが培地中に浮遊して存在している所定の容器を遠心処理する固定化方法である。遠心処理において、所定の容器に印加する遠心力が200G~400Gであり、遠心処理前の播種細胞数が、粒子状の担体1cmあたり4×10個以上であることことが好ましい。動物固定化担体を、所定の培養器に充填した後、この培養器に培地を供給しながら、動物細胞を培養する。培養装置全体ではなく、微孔性の立体網状多孔質構造を有する粒子状の担体と動物細胞とを培地中に浮遊させた状態の所定の容器のみに遠心処理を施すと、容器に高い遠心力を印加することができ、固定化効率を向上できる。高い遠心力によって細胞が微孔性の担体の内部にまで入り込み、担体の内部にまで有効に細胞が接着できるためだと考えられる。ボトルに300Gの遠心力を印加して1分間行う処理を1回として、計6回行った実施例と遠心処理を行わない比較例の結果を表1に示す。遠心処理を施して得た動物細胞の担体に対する固定化効率は極めて高い。
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研究分野
  • 細胞・組織培養法
  • 工業的培養法,装置
  • 生体代行装置
展開可能なシーズ 高い固定化効率を有する動物細胞を得るための新たな固定化方法を提供する。
高い固定化効率を有する固定化動物細胞を容易に得ることができ、材料となる動物細胞の使用効率を高めることができる。その結果、動物細胞の原料となる豚など各種動物の犠牲を最小限に押さえることができる。また、遠心処理の前に、播種細胞数をある一定値よりも高く設定することにより、固定化細胞密度をも向上させることができる。
用途利用分野 有用生理活性物質生産、擬似生体材料、ハイブリッド型人工臓器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人筑波大学, . 大島 宣雄, 三好 浩稔, 楊 宗樺, . 動物細胞の固定化方法. 特開2000-106871. 2000-04-18
  • C12N   5/06     
  • C12N  11/08     

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