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有機化合物の分解方法

シーズコード S100001325
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 吉田 朋子
  • 田辺 哲朗
  • 吉田 寿雄
  • 服部 忠
技術名称 有機化合物の分解方法
技術概要 水溶液中に溶解した有機化合物を、金属を含む固体材料の存在下において、X線及び/又はγ線を照射することにより得られる二次電子又は光によって分解する方法である。さらに、X線及び/又はγ線の照射自体によっても、有機化合物を分解する。金属を含む固体材料は、放射線を照射することにより二次電子及び/又は光を放出する材料であり、鉄、銅、アルミニウム、ニッケル、モリブデン、タングステン、鉛、白金、金、及びその他の希土類元素から選択される少なくとも1種である。X線及び/又はγ線が、放射性廃棄物由来のものであることが好ましい。有機化合物は、内分泌撹乱物質(環境ホルモン)等の有害有機化合物も含まれる。放射線による直接分解はそのままでは効率が悪いので、放射線を化学的効果の強い二次電子あるいは光に変換して、吸着剤を用いて、有機化合物の濃度を高めた上で、効率よく分解を行う。二次電子又は光を放出する固体材料を水中に浸漬または分散させ、その固体材料の表面に有機化合物を吸着させ、放射線照射により発生した二次電子を用いて分解、無害化する。表面面積の大きい固体材料が好ましい。
研究分野
  • 光化学反応,ラジカル反応
  • Auger電子放出,二次電子放出
展開可能なシーズ 有機化合物を分離除去することなしに、溶液中の有機化合物を分解し無害化することができる有機化合物の分解方法を提供する。
γ線、電子線或いは放射性廃棄物からの各種放射線は、紫外・可視光に比べて著しく透過性が高いため、不透明溶液の処理も可能である。排水・排溶液を入れる容器として、ガラス等の透明容器だけでなく金属等の不透明容器も利用できる。高原子番号材料を排水・排溶液中に共存させるか容器にこれらを用いることによって、放射線を化学的効果の高い二次電子や紫外・可視光に変換し有害有機化合物の分解を促進できる。長期にわたって貯蔵あるいは監視の必要な放射線廃棄物の持つ放射能を有効利用することも可能である。
用途利用分野 排水処理
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人名古屋大学, . 吉田 朋子, 田辺 哲朗, 吉田 寿雄, 服部 忠, . 有機化合物の分解方法. 特開2001-334262. 2001-12-04
  • C02F   1/30     
  • B01J  19/12     
  • G21H   5/00     

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