TOP > 技術シーズ検索 > 活性化金属を用いる塩素化アリールの脱塩素化方法

活性化金属を用いる塩素化アリールの脱塩素化方法

シーズコード S100001338
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 田中 秀雄
  • 黒星 学
技術名称 活性化金属を用いる塩素化アリールの脱塩素化方法
技術概要 1個またはそれ以上の塩素原子を有する塩素化アリールを、有機溶媒中、還元剤としての金属マグネシウムと、金属マグネシウムよりもイオン化傾向の小さい金属の塩の存在下に、反応させる塩素化アリールの脱塩素化方法である。また、有機溶媒中、還元剤としての金属を陽極とし、金属よりもイオン化傾向の小さい金属の塩の存在下に、電解する塩素化アリールの脱塩素化方法である。電界脱塩素化方法において、還元剤としての金属は、アルミニウム、亜鉛、およびニッケルからら選ばれる。有機溶媒は、N,N-ジメチルホルムアミド、N-メチルピロリドンおよびN,N-ジメチルアセトアミドから選ばれる少なくとも1種の溶媒である。金属塩は、ニッケル、スズ、鉛、ビスマス、チタン、鉄、コバルトまたは銅の塩を含む。金属と触媒量の金属塩とを組み合わせることにより、さらに必要ならば金属を陽極として電解することにより、常温常圧下でも強い還元力を発現し、塩素化アリールが還元される。この脱塩素化方法は、PCB等の塩素化アリールを簡便かつ安全に処理し得るものであり、PCBやダイオキシン等の物質処理に大きく貢献できる。4-クロロビフェニルの金属マグネシウムによる還元と電解による還元の結果を表1と表5に示す。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2001-065174_1.gif thum_2001-065174_2.gif
研究分野
  • 各種有機化合物の製造
  • 有機化学反応一般
展開可能なシーズ 低処理コストで、小規模の発生源・保管所においてポリ塩素化アリール類を脱塩素化処理できる塩素化アリールの脱塩素化方法を提供する。
簡便な装置で、常温・常圧の反応条件下、簡便な操作で、塩素化アリールを脱塩素化することができる。本発明は、数mgから数kgのスケールの脱塩素化処理に対応できるので、比較的小規模のポリ塩素化アリールの新しい無害化技術を提供するものであるということができ、従来の同種の技術を補完することが可能となる。
用途利用分野 PCB無害化処理、ダイオキシン無害化処理
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 岡山大学, . 田中 秀雄, 黒星 学, . 活性化金属を用いる塩素化アリールの脱塩素化方法. 特開2002-265392. 2002-09-18
  • C07C   1/26     
  • A62D   3/00     
  • B01J  19/08     
  • C07C  15/14     
  • C07C  45/30     
  • C07C  47/546    

PAGE TOP