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透明イットリア焼結体の製造方法

シーズコード S100001358
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 池上 隆康
  • 斎藤 紀子
技術名称 透明イットリア焼結体の製造方法
技術概要 30℃よりも低い温度で、0.02~2モル/リットルの濃度のイットリウム塩を含む溶液に塩基剤を加えて、厚さが20nm以下の多数の薄片状粒子が、互いに卓面と端面をカードハウス状に接合した状態で凝集した直径が0.5μm以上の凝集粒子である水酸化イットリウムを生成し、この水酸化イットリウムに、イットリウムイオンの量に対して10-3~1倍に相当する硫酸イオンを含む化合物を添加し、添加後の時点でpH5以上であり、この凝集粒子を900℃以上で仮焼して一次粒子の平均粒径が30nm以上500nm以下の範囲にある粉末を形成して易焼結性酸化イットリウム粉末を製造する。この製造方法で製造した酸化イットリウム微粉末を成形した後、窒素原子やアルゴン原子のように酸化イットリウム中を実質的に拡散できない一種または二種以上の原子のガスの分圧の合計が1/3気圧以下の雰囲気で、1500~2000℃の温度で焼成して酸化イットリウム透明焼結体を製造する。カードハウス状の凝集粒子は、洗浄が容易で収率良く易焼結性酸化イットリウム粉末を製造でき、硫酸イオンを添加して仮焼した粉末を用いると透明度に優れた焼結体を製造できる。
研究分野
  • 反応操作(単位反応)
  • 固体の製造・処理一般
展開可能なシーズ 水酸化イットリウムを仮焼して得た一次粒子が個々に分離した状態で存在して、しかも粒度分布が狭い易焼結性酸化イットリウム微細粉末の製造方法およびその粉末を用いる各種発光管、レーザー材料、高温用の窓等に使用可能な透明焼結体の製造方法を提供する。
この製造方法は、実質的に収率が100%で、粒子が個々に分離した粒度分布が狭い粉末を製造でき、しかも該粉末を用いることにより、焼成により得られた焼結体の嵩密度は、ほぼ理論密度に近く、透明性に優れた焼結体の製造が可能である。
用途利用分野 発光管、レーザー材料、高温用窓、耐食・耐熱材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人物質・材料研究機構, . 池上 隆康, 斎藤 紀子, . 透明イットリア焼結体の製造方法. 特開平11-189413. 1999-07-13
  • C01F  17/00     
  • C04B  35/50     

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