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溶接方法

シーズコード S100001360
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 太田 昭彦
  • 鈴木 直之
  • 前田 芳夫
技術名称 溶接方法
技術概要 溶接が完了する室温もしくはその付近でマルテンサイト変態膨張が終了する溶接材料と炭酸ガス含有シールドガスとを用いて被溶接金属にアーク溶接を行う溶接方法である。原理的には、この溶接方法は、溶接材料の変態膨張を利用して、溶接部に圧縮の溶接残留応力を導入し、その応力比効果で溶接部の疲労強度を向上させ、溶接割れ起こすとなしに溶接することを可能としている。溶接材料には、溶接が完了する室温もしくはその付近でマルテンサイト変態膨張が終了するものを用いる。このような溶接材料としては、NiおよびCrとを含有する合金材料がより適当である。そして、溶接時のシールドガスは、炭酸ガスを含有するものとし、好ましくは、Ar等の不活性ガスとの混合ガス、もしくは炭酸ガスのみのものとする。混合ガスとする場合には、炭酸ガス濃度は、少なくとも10容量%以上、さらに好ましくは20容量%以上とする。溶接はアーク溶接により行う。溶接素線に変態が室温付近で終了する材料と、シールドガスに炭酸ガスを含むものを用い、溶接金属が母材側に深く溶込む様にすることによって溶接止端近傍の残留応力を容易に圧縮とすることを可能にしている。
研究分野
  • 溶接技術
  • 溶接条件
  • 溶接材料
展開可能なシーズ 溶接金属の溶込みを深くして、溶接止端部に誘起させる圧縮残留応力を容易に大きくすることができ、疲労強度の向上や溶接割れの防止に効果的な、アーク溶接方法を提供する。
溶接が完了する室温もしくはその付近でマルテンサイト変態膨張が終了する溶接材料と炭酸ガス含有シールドガスとを用い、高い引張残留応力を複雑な溶接プロセスを用いずに容易に圧縮とすることを可能とし、疲労強度向上、溶接割れの防止を実現できる。
用途利用分野 構造物補修溶接、アーク溶接方法
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人物質・材料研究機構, . 太田 昭彦, 鈴木 直之, 前田 芳夫, . 溶接方法. 特開2000-084670. 2000-03-28
  • B23K   9/16     
  • B23K  31/00     
  • B23K  35/30     
  • C22C  38/00     
  • C22C  38/44     
  • C22C  38/58     

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