TOP > 技術シーズ検索 > リン酸カルシウム系多孔質焼結体およびその製造方法

リン酸カルシウム系多孔質焼結体およびその製造方法

シーズコード S100001436
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 井村 浩一
  • 上本 英雄
  • 北條 顯道
  • 田中 順三
  • 菊池 正紀
  • 末次 寧
  • 山崎 拓
  • 木下 雅実
  • 蓑輪 信昭
技術名称 リン酸カルシウム系多孔質焼結体およびその製造方法
技術概要 多孔質構造を有するリン酸カルシウム系の焼結体において、焼結体の気孔率が55~90%であり、球状の気孔がほぼ全体にわたって連通しており、気孔間の連通部分の平均的な直径が50μm以上であり、かつ、気孔径が150μm以上であり、焼結体の三点曲げ強さが5MPa以上であるリン酸カルシウム系多孔質焼結体である。その骨格部分が概略緻密化したリン酸カルシウム系焼結体からなり、その表面部分が微細な凹凸もしくはリン酸カルシウム系の多孔質焼結体より成る層を有し、リン酸カルシウム系多孔質焼結体の比表面積が0.1m/g以上である。リン酸カルシウム系多孔質焼結体は、CaHPO、Ca(PO、Ca(POOH、CaO(PO、Ca10(PO(OH)等からなる化合物の1種以上を主成分とする。Caの成分の一部が、Sr、Ba、Mg、Fe、Al等で置換され、(PO4)成分の一部が、VO4、BO3、SO4等で置換され、さらに、(OH)成分の一部が、F、Cl、O等で置換されても良い。
研究分野
  • セラミック・陶磁器の製造
展開可能なシーズ 機械的強度が十分で、生体親和性が高く、大半の気孔が満遍なく連通状態にあり、かつ大半の気孔内に骨芽細胞等が侵入しやすい多孔質構造を持つリン酸カルシウム系多孔質焼結体を提供する。
このリン酸カルシウム系多孔質焼結体により構成された人工骨材は、十分な断面積を持つ連通部分により互いに接続された気孔が全体にわたり分布しているため、生体内において十分に骨芽細胞等を侵入させ、新生骨を形成できる。また、薬剤徐放性基材として有用である。生体内においては骨組織、軟骨組織等を材料内部とその周囲に誘導するための組織誘導容器として、また、生体外においては骨組織、軟骨組織等を材料内部で培養する組織培養容器として利用できる。組織培養した多孔質焼結体を用いて、患部の補填などを実施できる。
用途利用分野 人工骨、人工歯、骨補填材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人物質・材料研究機構, クアーズテック株式会社, . 井村 浩一, 上本 英雄, 北條 顯道, 田中 順三, 菊池 正紀, 末次 寧, 山崎 拓, 木下 雅実, 蓑輪 信昭, . リン酸カルシウム系多孔質焼結体およびその製造方法. 特開2000-302567. 2000-10-31
  • C04B  38/10     
  • A61K   6/033    
  • A61L  27/00     
  • C01B  25/32     
  • C04B  35/447    

PAGE TOP