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親水化した酸化物固体表面の高速疎水化方法

シーズコード S100001438
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 亀井 雅之
  • 三橋 武文
技術名称 親水化した酸化物固体表面の高速疎水化方法
技術概要 親水化した酸化物固体表面の所望の領域に加圧力や摩擦力による機械的刺激を印加することにより、領域を疎水性に変化させる酸化物固体表面の高速疎水化方法である。酸化物固体表面の所望の領域に水分を補充した状態において、機械的刺激を印加する。酸化物はチタン原子を含む酸化物、特にアナターゼ型またはルチル型もしくは両者の混合の結晶構造を持つ二酸化チタンであることが好ましい。親水化した酸化物固体表面において、疎水化をもくろむ領域に局所的に加圧力や摩擦力による機械的刺激を印加することによって任意の領域の疎水化を高速で行うことが可能になる。機械的な刺激を印加する方法としては、表面を加圧手段で加圧するかワイパーや布などで摩擦すればよい。加圧力や摩擦力の程度は、10グラム重/平方センチメートル程度かそれよりやや大きい程度の加圧力が一つの目安である。固体の接触加圧、液体噴射、気体噴射等酸化物表面に適度の加圧力や摩擦力を与える。これにより、親水性を有する酸化物固体表面の構造的に不安定な水酸基が除去され、その領域に酸素原子を再結合させ、酸化物固体表面は本来の疎水性を示す。
研究分野
  • 固体の製造・処理一般
展開可能なシーズ 印刷技術や防曇、防汚技術において従来は数週間程度かかっていた疎水化プロセスを実用レベルまで高速化するとともに、従来は不可能であった酸化物固体表面の全領域または任意の局所的な領域を親水性表面から疎水性表面に高速に変化させる手段を開発する。
疎水性を有する酸化物の表面を親水化した酸化物固体表面における親水性・疎水性のスイッチングを従来よりも1万倍以上(数週間→1分以下)高速化することができる。さらに、この高速性に加えて、従来不可能であった局所的な領域の親水性・疎水性の制御を実現し、種々の物品の表面において、任意領域の親水性・疎水性を制御したパターンを形成できる。
用途利用分野 物品表面防曇・防汚処理
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人物質・材料研究機構, . 亀井 雅之, 三橋 武文, . 親水化した酸化物固体表面の高速疎水化方法. 特開2001-158606. 2001-06-12
  • C01B  13/14     
  • C01G  23/04     
  • C03C  19/00     
  • C04B  41/80     
  • C30B  29/16     

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