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硫化物スピネル系超伝導物質

シーズコード S100001440
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 鈴木 博之
  • 北澤 英明
  • 松本 武彦
技術名称 硫化物スピネル系超伝導物質
技術概要 式:Cu1-xZnIr(0.25≦x≦0.8(但し、0.25≦x<0.3、および、0.5<x≦0.8を除く))で示され、超伝導特性を有する硫化物スピネル系物質である。CuIrは、230K付近で金属-絶縁体転移を示し、高温側が金属で、低温側が絶縁体である。また、低温側の絶縁体相では、Cuは1価である。この1価のCuサイトを2価のZnで置換した時に得られる式:Cu1-xZnIr(0.25≦x≦0.8)で示される硫化物スピネル系物質は、超伝導転移を起こし、超伝導転移温度Tcにおいてマイスナー効果を示す超伝導特性を有する。この硫化物スピネル系超伝導物質は、約5桁近い比較的大きな抵抗値から超伝導状態に変化し、しかも超伝導状態は、例えば100bar程度以下の微小な圧力変化によって壊れ、抵抗値が、約7桁までの半導体的な値にまで変化する。従って、この出願の発明の硫化物スピネル系超伝導物質は、低温におけるスイッチ素子、圧力センサ等への適用の可能性を有する。超伝導特性は、金属-絶縁体転移に関与していると推測される。
研究分野
  • 固体デバイス材料
  • 固体デバイス製造技術一般
  • 超伝導材料
展開可能なシーズ 通常の金属系及び銅酸化物系とは異なる、全く新しい硫化物スピネル系の超伝導物質を提供し、硫化物スピネル系物質のさらなる可能性を開く。
硫化物スピネル系の新規超伝導物質が提供され、元素置換によりキャリアをドープすることにより超伝導特性を発現するため、銅酸化物系超伝導物質にも共通する特性を有しており、超伝導マグネット、ジョセフソン素子、磁気シールド、さらには、低温スイッチ素子、低温圧力素子等の各分野への利用が期待される。
用途利用分野 超伝導マグネット、ジョセフソン素子、磁気シールド、低温スイッチ素子、低温圧力素子
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人物質・材料研究機構, . 鈴木 博之, 北澤 英明, 松本 武彦, . 硫化物スピネル系超伝導物質. 特開2000-351632. 2000-12-19
  • C01G  55/00     
  • C01G   1/00     
  • H01L  39/12     

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