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樹皮と網からなる油吸着材

シーズコード S100001455
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 齊藤 雅樹
  • 大内 成司
技術名称 樹皮と網からなる油吸着材
技術概要 水面に浮遊する油を包囲および吸収および付着する目的で用いる、長さ数mmから数cmの樹皮を充填した網状の外部カバーから成る油吸着材で、外部カバーの下部に網を結合し、その網の最下部にロープを設置し、油を包囲した後にロープを引いて網を巾着状に絞ることにより、包囲した油が網に覆われ、全体を水面上に引き上げる際に油とムース化油と固形物を一網打尽に回収可能にする油吸着材である。この油吸着材の外部カバーの上部に網を結合し、その網にロープを付属させ、水面上に引き上げる際にロープを引き絞ることにより、包囲した油とムース化油と固形物が上方からこぼれ落ちるのを防止する。この油吸着材を平たいシート状に加工し、キルティングを施したものや円柱状に加工したものも含まれる。樹皮の内、長さ数mmから数cmのものを選別して使用することにより、粘度の高い油の通過を妨げない目の大きさを持つ網状の外部カバーに充填しても、樹皮が大量にこぼれ落ちて機能を損ねることのない状態を実現する。樹皮の水中での親油性および疎水性を高め、油吸着材としての機能を強化するために、樹皮に予め撥水剤を混入するなどの撥水加工を施すことも可能である。
画像

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研究分野
  • 吸着剤
展開可能なシーズ 様々な形状に加工が可能でかつ取り扱いの容易な外部カバーに充填された樹皮とこの油吸着材の上下面などに更に網を取り付ける構造とし、回収作業が比較的難しい高い粘度の油でも包囲および吸収および付着することおよび包囲したムース化油や固形のゴミなどを一網打尽に回収することが可能な油吸着材を得る。
樹皮が大量にこぼれ落ちて機能を損ねることのなく、安定した油吸着機能を維持できる。また、目の粗い網状の外部カバーに充填することが出来るので、これまで回収が困難とされたC重油やムース化油のような粘度の高い油の包囲および吸収および付着に用いることが出来る。産業廃棄物として厄介な存在であった樹皮(特に杉)が有効活用できる。従来の石油製品である油吸着材に比べ、はるかに安価である。粘度の高いムース化油や固形のゴミなどを一網打尽に回収することが出来るため、回収の作業効率を著しく向上させる。
用途利用分野 流出油回収、油吸着材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 大分県, . 齊藤 雅樹, 大内 成司, . 樹皮と網からなる油吸着材. 特開2000-233182. 2000-08-29
  • C02F   1/40     
  • C02F   1/28     
  • C09K   3/32     
  • E02B  15/04     

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