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フォトクロミック化合物

シーズコード S100001518
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 鈴木 隆之
技術名称 フォトクロミック化合物
技術概要 式(1)に示す(a)と(b)を必須セグメントとする共重合体がフッ化アルコールに溶解したフォトクロミック化合物である。但し、式(1)中、R~Rは独立にH又はCHであり、Rはアルキル基又はアミド基であり、Rはフッ化アルキル基であり、Xは炭素原子、窒素原子または硫黄原子であり、Yは酸素原子又は硫黄原子である。共重合体は、式(2)で表わされる1´,3´,3´-トリメチル-6-(メタクリロイルオキシ)スピロ(2H-1-ベンゾピラン-2,2´-インドール)と、3-ペルフルオロオクチル-2-ヒドロキシプロピルメタクリレートとの共重合体であることが好ましい。フッ化アルコールは1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロパン-2-オールである。共重合体中のスピロピランセグメントの含有率が70mol%~90mol%である。可視光照射に応答して、共重合体中のメロシアニン構造体とフッ化アルコールセグメントとの分子内水素結合の生起を可逆的に制御でき、この光応答性の共重合体を溶解したフッ化アルコール溶液の粘性抵抗もこの溶液に照射する光の波長および強度によって可逆的に調整できる。
画像

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研究分野
  • 電子・磁気・光学記録
  • 光デバイス一般
展開可能なシーズ 変色と共に粘度も可逆的に光応答性制御でき、制御に紫外光照射を必要とせず、またメロシアニン構造を安定化させるための金属イオンを含まないフォトクロミック化合物を提供する。
このフォトクロミック化合物は、可視光照射で無色化および粘性減少し、可視光照射停止で発色および粘性増加し、紫外光照射を要さずに幅広い変色および粘性変化を可逆的に光応答性制御できる。また、メロシアニン構造の安定化のために頻繁に用いられる手法である金属イオンの混合を行わないため、使用後の廃棄が容易である。
用途利用分野 フォトクロミック化合物、ダンパー、動力伝達装置、圧力変換装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人東京電機大学, . 鈴木 隆之, . フッ化アルコール溶液. 特開2002-332480. 2002-11-22
  • C09K   9/02     
  • C08F 220/28     
  • C08F 220/34     
  • C08F 220/38     

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