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植物において外来遺伝子の発現を安定化させるDNA断片、外来遺伝子を植物において安定に発現させる遺伝子導入方法、外来遺伝子を安定に発現させた形質転換植物

シーズコード S100001535
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 新名 惇彦
  • 吉田 和哉
  • 加藤 晃
  • 長屋 進吾
  • 柴田 道夫
  • 間 竜太郎
技術名称 植物において外来遺伝子の発現を安定化させるDNA断片、外来遺伝子を植物において安定に発現させる遺伝子導入方法、外来遺伝子を安定に発現させた形質転換植物
技術概要 配列番号1の塩基番号1-214で示される塩基配列、又はその塩基配列と91%以上の相同性を有し且つ外来遺伝子の発現を安定化させる塩基配列からなるDNA断片である。また、DNA断片、導入するべき外来遺伝子、及びこのDNA断片と外来遺伝子の間に挟まれる位置に存在し、外来遺伝子の発現を調節する外来プロモーターを含む融合遺伝子を連結したベクターである。外来遺伝子を植物において安定に発現させるためにベクターを植物に導入する。これにより、外来遺伝子を安定に発現させた形質転換植物である。配列番号1の塩基配列は、図10に示される。タバコ由来のアルコールデヒドロゲナーゼ(NtADH)遺伝子のプロモーターの発現が、複数クローン間において非常に安定していることから、NtADHプロモーター内に遺伝子発現安定化機能配列を探索し、発現安定化領域であるADH200(配列番号1)を得る。植物の例としては、タバコ、シロイヌナズナ又はペチュニアの様な有用栽培植物、イネ、トウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモ、ダイズ、イチゴ又はナスの様な農作物、及びユーカリ又はポプラ等の樹木等が挙げられる。
画像

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研究分野
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ 導入遺伝子の発現安定化機能を有する、新規の遺伝子を提供する。
ADH200のDNA断片を導入遺伝子に連結することによって、形質転換植物を作製する際に、導入遺伝子発現が活性化しないという発現のバラツキが回避され、安定な遺伝子の発現が可能となる。この技術は、植物の形質転換技術が必須となっている有用植物の分子育種や植物における有用物質生産などにおいて、威力を発揮することが期待できる。ADH200の連結によって導入遺伝子の発現を、周囲の染色体の転写環境に左右されず、正確に制御することが可能となり、遺伝子発現植物の安全性を高めることにも寄与できる。
用途利用分野 形質転換植物
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学, . 新名 惇彦, 吉田 和哉, 加藤 晃, 長屋 進吾, 柴田 道夫, 間 竜太郎, . 植物において外来遺伝子の発現を安定化させるDNA断片、外来遺伝子を植物において安定に発現させる遺伝子導入方法、外来遺伝子を安定に発現させた形質転換植物. 特開2001-145491. 2001-05-29
  • C12N  15/09     
  • A01H   5/00     

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