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新規なリン酸カルシウム多孔体およびその製造方法

シーズコード S100001541
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 谷原 正夫
  • 大槻 主税
技術名称 新規なリン酸カルシウム多孔体およびその製造方法
技術概要 細孔の直径が1~10μmの3次元連続貫通孔を有し、細孔を形成する骨格が1~10μmのリン酸カルシウム多孔体である。気孔率が40~90%であり、リン酸カルシウムが、α型リン酸三カルシウム、β型リン酸三カルシウム、リン酸四カルシウム、ヒドロキシアパタイト、リン酸八カルシウム、オルトリン酸カルシウム等、またはこれらの混合物である。リン酸カルシウム、水溶性有機化合物と水からなるスラリーを、水不溶性3次元網状構造を有する有機体に担持して500℃~1700℃の温度で焼成して、リン酸カルシウム多孔体を製造する。水溶性有機化合物は、糖類、蛋白質、ポリアクリル酸または、ポリビニルアルコール、またはこれらの混合物である。水30重量部に対するスラリー中のリン酸カルシウムが10~30重量部であり、かつ水溶性有機化合物が10~30重量部である。スラリーの25℃での粘度が1000mPa・s~1500mPa・sとする。水不溶性3次元網状構造を有する有機体が、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン等から1またはそれ以上選択される。焼成は、500~1000℃と500℃~1700℃の2段階で行うことが好ましい。
研究分野
  • セラミック・陶磁器の製造
展開可能なシーズ 均一な細孔を有し、その表面積が極めて大きいリン酸カルシウム多孔体とその製造方法を提供する。
このリン酸カルシウム多孔体は、細孔を形成する骨格が非常に小さいため、非常に大きな有効表面積を確保することが可能となる。この多孔体は骨形成材料等の生体補填材料として有用であり、さらに、空気浄化フィルターや廃水処理などの環境浄化材料、断熱材などの建築材料としても有用である。また、この製造方法によって、リン酸カルシウム多孔体を容易に調製することが可能となる。
用途利用分野 骨形成材料、断熱材、空気浄化フィルター
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学, . 谷原 正夫, 大槻 主税, . 新規なリン酸カルシウム多孔体およびその製造方法. 特開2002-274968. 2002-09-25
  • C04B  38/00     
  • B01D  39/00     
  • B01D  39/14     
  • C04B  35/447    
  • C04B  38/06     
  • A61L  27/00     

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