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強磁性構造材の強度の経年劣化の非破壊測定方法

シーズコード S100001542
掲載日 2010年9月17日
研究者
  • 高橋 正氣
技術名称 強磁性構造材の強度の経年劣化の非破壊測定方法
技術概要 強磁性構造材の経年による実質的な応力の変化を定量的に求めることにより、強磁性構造材の強度の経年劣化を非破壊で測定する。この場合、被測定強磁性構造材の帯磁率χcを所定の磁界強度Hで測定し、帯磁率χcと磁界強度Hとから、式:c=χcにより帯磁率係数cを求め、材料の内部構造によって定まる既知の二つの定数aとbとを含む、実質的な引張応力σを求める式:σ={log(c)-a}/bに帯磁率係数cの値を代入して、被測定強磁性構造材における実質的な引張応力σを求め、被測定強磁性構造材の実質的な引張応力σと強磁性構造材の初期状態での引張応力σ0とを比較して、経年による強磁性構造材の実質的な応力の変化を求める。このようにして、極めて低い磁界強度Hでの測定により得られた擬似的なヒステリシス磁化曲線から帯磁率係数cを計算し、引張応力と帯磁率係数との関係を示す校正直線8から、帯磁率係数cの値に対応する実質的な引張応力σの大きさを非破壊で正確に求めることができ、経年劣化した材料とその材料の初期状態とを比較することで、強磁性構造材の経年劣化の程度を非破壊的に測定できる。
画像

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研究分野
  • 非破壊試験
展開可能なシーズ 帯磁率係数の値に対応する実質的な引張応力の大きさを非破壊で正確に求め、経年劣化した材料とその材料の初期状態とを比較することで、強磁性構造材の経年劣化の程度を非破壊的に測定できるようにする。
単結晶の強磁性構造材だけでなく多結晶の強磁性構造材や低合金鋼にも適用でき、原子炉圧力容器等、強磁性構造材で製造される全ての構造物の経年劣化の程度を、亀裂が発生する前段階での転位密度及びその分布の変化から非破壊的に正確に検査でき、なおかつ、小型の磁気ヨークと小容量の励磁電源を具える簡単な装置で測定できる。
用途利用分野 材料強度劣、低合金鋼、原子炉圧力容器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 岩手大学, . 高橋 正氣, . 強磁性構造材の強度の経年劣化の非破壊測定方法. 特開2001-021538. 2001-01-26
  • G01N  27/72     

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