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超微細組織鋼とその製造方法

シーズコード S100001642
掲載日 2010年10月4日
研究者
  • 鳥塚 史郎
  • 津崎 兼彰
  • 長井 寿
技術名称 超微細組織鋼とその製造方法
技術概要 C,Si,Mn,Al,P,S及びNを含有し、残部がFeと不可避的不純物とからなる組成を有し、平均粒径が3μm以下で、粒界の方位差角15°以上の大角粒界に囲まれたフェライトを母相とし、40体積%未満のパーライトを第二相とする超微細組織鋼の製造方法である。この場合、Ac3点以上に加熱してオーステナイト化した後に、Ar3点以上の温度で、圧下率50%以上のアンビル圧縮加工を被加工材のX、Y及びZの3面のうちの少くとも2面からの加工として、同時又は連続的に加え、次いで、500℃までの平均冷却速度3~10K/sで冷却する。好ましくは、Ar3点~Ar3+200℃の範囲内の温度において、アンビル圧縮加工を加える。加工温度としてはオーステナイト未再結晶域が必要で、なるべく微細な粒を得るためには、Ar3+100℃以内が望ましい。大角粒界からなるフェライトは容易に合体、粒成長せず、微細なまま室温にいたる。その結果、遅い冷却速度でも微細粒を得ることができる。
画像

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展開可能なシーズ 遅い冷却速度で、かつ、実用的加工手段によって、強度を増大させることのできる3μm以下の超微細組織を持つ構造用鋼の製造方法を提供する。
大角粒界を有する平均粒径3μm以下のフェライト組織という、通常の微細組織鋼の限界をこえ、高強度な超微細組織鋼が得られる。また冷却速度の遅いことが、工業的有利である。
用途利用分野 高強度構造用鋼、フェライト-パーライト鋼
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人物質・材料研究機構, . 鳥塚 史郎, 津崎 兼彰, 長井 寿, . 超微細組織鋼とその製造方法. 特開平11-092861. 1999-04-06
  • C22C  38/00     
  • C21D   8/00     
  • C22C  38/06     

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