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微小物の3次元精密配列方法

シーズコード S100001645
掲載日 2010年10月4日
研究者
  • 長谷 正司
  • 江頭 満
  • 新谷 紀雄
技術名称 微小物の3次元精密配列方法
技術概要 1は突起を、2は突起1を持つ電極を、3は対向電極を、4は微小物を示し、この微小物4は、液状高分子5中に分散しているものとする。また、6は電源を、7は微小物4からなる鎖状体である。(a)は電界を加えていない場合の、(b)は電界を加えている場合の状態を例示している。(b)のように、電界を加えている場合には、微小物4からなる鎖状体7が、突起1の位置にのみ、鎖状体7の長軸方向が電界方向に一致するように形成され、結果として、微小物4の3次元精密配列が可能となる。また、配列後、温度上昇で液状高分子5を硬化させて、この配列を固定することも可能となる。電極2の表面の突起1の高さについては特に限定はないが、微小物の3次元鎖状配列の目的、用途、その機能に応じて、微小物4の大きさをも考慮して定めればよい。液状高分子を用いる場合、この高分子は熱硬化性または光硬化性の高分子とすることが好ましい。たとえばアクリル系、不飽和ポリエステル系、シリコーン系、エポキシ系等のうちの高分子である。また、微小物は、例えば、ガラス、SiO等の酸化物や窒化物、セラミックス、樹脂、ポリペプチド蛋白質、鉱物であってよい。
画像

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研究分野
  • 光デバイス一般
  • 光化学反応
展開可能なシーズ 微細加工を可能とする、微小物の3次元精密配列法を提供する。
狙った位置(突起の位置)に、微小物からなる鎖状体を配列させることができ、微小物の色々な3次元精密配列が可能となる。たとえば、光学デバイスに関しては、鎖状体を周期的に配置することで、特定の波長の光のみを反射させる鏡や透過させる光フィルター、広い波長範囲の光に適用可能なモノクロメーターが作製できる。また、鎖状体を周期的に配置して、かつ、任意の線欠陥を導入する(特定の部分には鎖状体を配置しない)ことで、特定の波長の光のみが線欠陥の部分を透過できるような光導波路を作製することができる。また、磁気デバイスに関しては、強磁性体の微小物を使用することで、垂直磁気記録媒体を作製することができる。更に、溶媒として硬化しないものを使用すれば、電界のオンとオフで特性が可逆的に変化する光学デバイスの作製も可能である。
用途利用分野 光学デバイス、磁気デバイス、半導体デバイス、マイクロマシン、センサー
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人物質・材料研究機構, . 長谷 正司, 江頭 満, 新谷 紀雄, . 微小物の3次元精密配列方法. 特開2000-107594. 2000-04-18
  • B01J  19/08     

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