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平行な磁場中に配置された永久磁石を有する振り子を用いた無定位回転型振動検出器

シーズコード S100001722
掲載日 2010年10月4日
研究者
  • 大竹 雄次
技術名称 平行な磁場中に配置された永久磁石を有する振り子を用いた無定位回転型振動検出器
技術概要 平行磁場内の永久磁石の回転モーメントにより、重力による振り子の回転モーメントを打ち消すように形成した無定位回転型の振り子である。具体的には、平行磁場B内に、磁場の外部においてその回転中心を例えばXヒンジで固定した円柱型永久磁石1を挿入することにより、重力による振り子の回転モーメントを打ち消すものである。永久磁石1には磁場軸とその長軸が平行のとき以外は回転モーメントが生じる。この回転モーメントを打ち消すように永久磁石1の片側に錘3を付け、重力で回転モーメントを加える。永久磁石に働く回転モーメントに関しては、錘にかかる重力によるものと磁場によるものとが互いに打ち消し合うようにすることができる。そして、永久磁石1の長軸と磁場軸との角度がどの状態であっても、合成された回転モーメントが常に零となり、永久磁石の角度とは無関係に、永久磁石に回転力が働かないいわゆる無定位な状態を実現できる。この振り子に永久棒磁石を挿入するようにして構成した磁気バネを用いて弱い力を加え、長周期の振動検出器を実現することが可能となる。なお、磁気バネを採用した場合は、振り子の復元力をコイル電流により自由に変更できる。
画像

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研究分野
  • 地震学一般
展開可能なシーズ 無定位な振り子を形成し、自然周期を可変できる磁気バネ等で弱い復元力を加え、長周期の垂直または水平動を検出可能な地震計を実現する手法を提供する。
永久磁石の長軸と磁場軸の角度がどのような状態であっても、回転モーメントが磁石に働かない無定位な状態を実現できる。このため、この振り子は従来のものよりも無定位にできる範囲をより広くすることができ、そして自然周期を長くすることができる。
用途利用分野 地震計
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人東京大学, . 大竹 雄次, . 平行な磁場中に配置された永久磁石を有する振り子を用いた無定位回転型振動検出器. 特開2002-357665. 2002-12-13
  • G01V   1/18     
  • G01H   1/00     

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