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新規微生物と微生物によるヒ素類の除去方法

シーズコード S100001730
掲載日 2010年10月4日
研究者
  • 林 幸男
  • 宮武 宗利
  • 田辺 公子
技術名称 新規微生物と微生物によるヒ素類の除去方法
技術概要 ヒ素吸着能を有する新菌株バシルス・メガテリウムUM-123であり、この菌株を用いて、ヒ素類含有水溶液を処理する微生物によるヒ素類の除去方法である。ヒ素類は3価のヒ素類であり、水溶液のpHが2~11、好ましくは6~8であり、処理温度が30~50℃である。菌体類の添加量は、例えばヒ素類濃度が1mg/Lであれば、菌体量は0.2~2.0w/v程度でよい。撹拌時間は、2時間程度で十分であり、処理後は、遠心分離機等により菌体と上清を分けて菌体を除けば、ヒ素を除去した清浄な水が得られる。UM-123による微生物処理では、As(5)ではpH依存性がなく5%以下の除去率しか示さず、これまでに例のないAs(3)に関して、pH8以下、望ましくはpH6~8の範囲で、きわめて高い選択的吸着が起こる。この菌株は、宮崎県内の畑の土壌から採取され、16S rDNA-500塩基配列は式に示される。
画像

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研究分野
  • 微生物の接種・培養法
展開可能なシーズ ヒ素類吸着能を有する新規微生物を提供する。
バシルス属に属する新規菌株バシルス・メガテリウムUM-123を用いることにより、これまで前例のないAs(3)をマイルドな条件下で、ヒ素類含有水溶液からヒ素類を約85%の高い回収率て除去できる。微生物の中でもバシルス属及びエセリシア属に属する細菌、アスペルギルス属に属する糸状菌、サッカロマイセス属に属する酵母を使用して、ヒ素類含有水溶液からヒ素類を除去できる。生分解性あるいは自己消化性の微生物によりヒ素類を吸着することにより、化学的吸着等にくらべると、ヒ素除去後の廃棄物の環境負荷が少ない。
用途利用分野 ヒ素吸着除去、廃水処理
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 宮崎大学, . 林 幸男, 宮武 宗利, 田辺 公子, . 新規微生物と微生物によるヒ素類の除去方法. 特開2005-261234. 2005-09-29
  • C12N   1/20     
  • C02F   3/34     

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