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ビフェニル誘導体オリゴマーおよび液晶

シーズコード S100001784
掲載日 2010年10月4日
研究者
  • 板原 俊夫
技術名称 ビフェニル誘導体オリゴマーおよび液晶
技術概要 式I(式中、p=1~3;q=0~2;n,m,k=3~12)のビフェニル誘導体オリゴマー、式Ⅱ(式中、q=1~3;n=3~12)のビフェニル誘導体オリゴマー、及び式Ⅲ(式中、p=1~2;n,m=3~12;X=ハロゲン)のビフェニル誘導体オリゴマーである。これらのビフェニル誘導体オリゴマーを少なくとも一つ含む液晶である。式Iの化合物を製造方法は式4に示されている。末端の液晶構造のコア部分として4-シアノ-4’-ヒドロキシビフェニルを用い、液晶構造の内部のコア部分として4’-ヒドロキシ-4-ビフェニルカルボン酸を用い、それらのコア部分を炭素数3~12のメチレン鎖で連結した、コア部分の数が3~7個の式Iの化合物である液晶オリゴマーを合成し、その物性を明らかにする。式Iと式Ⅱの化合物は液晶性を持つ液晶オリゴマーであり、一般の低分子液晶とは異なった物性を示し、多量体型の液晶オリゴマーになるにつれ、液晶から液体への透明点のエンタルピー変化は大きくなり、多量体型の液晶オリゴマーでは液晶状態から温度を下げると液晶の構造のままで固体状態へと変わり、液晶構造を保持したままの固体状態を形成できる。
画像

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研究分野
  • 各種有機化合物の製造
  • 有機化学反応一般
  • 固体デバイス材料
展開可能なシーズ 4-シアノ-4’-ヒドロキシビフェニルに非対称分子として双極子をもつ4’-ヒドロキシ-4-ビフェニルカルボン酸を導入することにより液晶オリゴマー内部のコア部分として挿入した、液晶三量体から液晶七量体までの、新規な、純粋な多量体型化合物を提供し、一般的な低分子液晶の物性にない、特徴ある物性をもつ純粋な液晶オリゴマーを提供する。
この液晶オリゴマーは一般の低分子液晶とは異なる特徴を有し、又純粋な分子である点で高分子液晶と異なる。その特徴的な物性は、一般の低分子液晶とは異なり透明点の大きなエンタルピー変化と液晶から固体状態に変わる際に液晶構造をそのまま保っているという点にある。このことは流動性のある液晶構造を操作することにより、その固体状態の構造を制御できる点で極めて有用である。
用途利用分野 液晶
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 鹿児島大学, . 板原 俊夫, . ビフェニル誘導体オリゴマーおよび液晶. 特開2004-075623. 2004-03-11
  • C07C 255/54     
  • C07C 253/30     
  • C09K  19/20     

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