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弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルスを用いたウリ科作物ウイルス病の防除方法

シーズコード S100001797
掲載日 2010年10月4日
研究者
  • 小坂 能尚
  • 夏秋 知英
  • 塩見 寛
  • 安原 寿雄
技術名称 弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルスを用いたウリ科作物ウイルス病の防除方法
技術概要 配列番号2のアミノ酸配列をコードするRNAを有する弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルスである。あるいは(A)、(B)、(C)のRNAを有する。(A)HC-Proタンパク質のアミノ酸配列をコードするRNA、又は、アミノ酸番号40、326、423、451に相当するアミノ酸がそれぞれトレオニン、セリン、セリン、アルギニンである配列からなり、ヘルパーコンポーネントプロテアーゼ活性を持つタンパク質をコードするRNA。(B)CIタンパク質のアミノ酸配列をコードするRNA、又は、アミノ酸番号100に相当するアミノ酸がトレオニンであり、かつRNAヘリカーゼ活性を持つタンパク質をコードするRNA。(C)NIbタンパク質のアミノ酸配列をコードするRNA、又はアミノ酸番号33に相当するアミノ酸がセリンであり、かつRNA依存RNAポリメラーゼ活性を持つタンパク質をコードするRNA。キュウリから激しい奇形を伴うモザイク葉などを引き起こすZYMVの強毒ウイルス株Z5-1を分離し、このZ5-1株から低温処理等の突然変異処理を行うことにより、高い防除効果を持つ弱毒ウイルス2002株(配列番号2)を選抜する。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ ウリ科作物におけるズッキーニ黄斑モザイクウイルスによるウイルス病の防除効果に優れ、また、接種による副作用的な減収の少ない弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルス、及びこれを利用したウリ科作物のウイルス病の防除方法を提供する。
このZYMVの弱毒ウイルスは、たとえばキュウリの収量や他作物に及ぼす影響が極めて小さく、接種によるリスクの少ない弱毒ウイルスであり、遺伝子のアミノ酸配列レベルでも極めて新規性の高い。さらに、キュウリのみならずZYMVの被害が大きいウリ科作物において、有効な防除手段となり得る。また、ウリ科作物の高品質・安定生産と価格安定、ウイルス病対策の労力とコストの減少、減農薬による安全で安心な生鮮野菜の供給、環境保全型農業の推進等の波及効果をもたらす。
用途利用分野 弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルス
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 京都府, 国立大学法人宇都宮大学, 株式会社微生物化学研究所, . 小坂 能尚, 夏秋 知英, 塩見 寛, 安原 寿雄, . 弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルスを用いたウリ科作物ウイルス病の防除方法. 特開2004-283164. 2004-10-14
  • C12N   7/04     
  • A01G   7/00     
  • A01N  63/00     
  • C12N  15/09     

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