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ナノマトリックス分散天然ゴム及びその製造方法

シーズコード S100001876
掲載日 2010年10月6日
研究者
  • 河原 成元
  • 五十野 善信
技術名称 ナノマトリックス分散天然ゴム及びその製造方法
技術概要 脱蛋白質化天然ゴム粒子表面にスチレン系モノマーがグラフトしたスチレン系モノマー単位の含有量が6.7~14.1重量%のグラフト化天然ゴムからなり、グラフト鎖により形成された厚さ1~100nmのグラフトスチレン連続相中に天然ゴム粒子が相分離した状態で分散したナノマトリックス分散天然ゴム薄膜である。天然ゴム粒子の平均粒径は、0.01~20μmであり、天然ゴム粒子の窒素含有率は0.1重量%以下である。ナノマトリックス分散天然ゴム薄膜は厚さ10~1000μmの薄膜であり、グラフト化天然ゴムは架橋されたものである。天然ゴムラテックスを脱蛋白質化した後、水溶性ラジカル開始剤にてゴム粒子表面にラジカル活性点を導入した後、スチレン系モノマーを添加することにより天然ゴム粒子表面でグラフト共重合を行い、得られたラテックスを製膜することにより、ナノマトリックス分散天然ゴム薄膜を製造する。重合開始剤としては、例えば過酸化ベンゾイル、過酸化水素などの過酸化物が挙げられる。
研究分野
  • 重合反応一般
  • 高分子材料一般
  • 医用素材
展開可能なシーズ 天然ゴムの優れた性質とともにグラフト高分子の特性をも具備し、少量成分であるグラフト鎖により形成された微細なマトリックス中に、主成分である天然ゴム粒子が分散した特異な相分離構造を有するナノマトリックス分散天然ゴムを得る。
ナノマトリックス分散天然ゴムを、厚さ10~1000μm程度の薄膜として得ることができる。この薄膜は、新規な相分離構造を有し、天然ゴムの優れた性質を有するとともに、天然ゴムに比較して100%延伸時の応力が改善され、引張強さや引裂強さに優れ、コンドーム等の医療用薄膜製品の原料として使用できる。また、ナノマトリックス分散天然ゴムは、医療分野や家庭用品等として製品化された際にアレルギーを誘発するおそれが極めて低く、これらの原料として実用的価値が極めて高い。
用途利用分野 コンドーム、手術用手袋、カテーテル
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人長岡技術科学大学, . 河原 成元, 五十野 善信, . ナノマトリックス分散天然ゴム及びその製造方法. 特開2004-155884. 2004-06-03
  • C08F 253/00     
  • C08C   1/04     
  • C08J   5/18     

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