【0019】 図4(A)は、基準信号生成部および制御部の両方をディジタル的処理を行う回路で構成した場合のシステムである。この場合、基準信号生成部は、測定した端子電圧v(t)をAD変換するAD変換機と、該AD変換により得られた端子電圧v[k]に基づいて基準信号i*[k]を生成するディジタル処理部(例えば、DSP(Digital Signal Processor))とを備えている。また、制御部は、実際の端子電流i(t)をAD変換することにより得られた端子電流i[k]を基準信号i*[k]に一致させるような制御信号u[k]を生成するディジタル制御部(例えば、DSP)と、制御信号u[k]を制御信号u(t)に変換するDA変換器とを備えている。主回路部のインバータ回路は、この制御信号u(t)によって制御される。