【0030】 図3は声質変換装置1のハードウェア構成例を示す図である。図3に示すように、声質変換装置1は、バス107を介して相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)/SSD(Solid State Drive)104、接続I/F(Interface)105、通信I/F106を備える。CPU101は、RAM103をワークエリアとしてROM102またはHDD/SSD104等に格納されたプログラムを実行することで、声質変換装置1の動作を統括的に制御する。接続I/F105は、声質変換装置1に接続される機器とのインターフェースである。通信I/Fは、ネットワークを介して他の情報処理機器と通信を行うためのインターフェースである。 音声信号の入出力ならびに話者情報の入力および設定は、接続I/F105または通信I/F106を介して行われる。図1で説明した声質変換装置1の機能は、CPU101において所定のプログラムが実行されることで実現される。プログラムは、記録媒体を経由して取得してもよく、ネットワークを経由して取得してもよく、ROMに組み込んで使用してもよい。また、一般的なコンピュータとプログラムの組合せでなく、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの論理回路を組むことで、声質変換装置1の構成を実現するためのハードウェア構成にしてもよい。