B01J 37/02 301D B01J 37/08 B01J 35/02 J B01J 23/888 M B01J 23/883 M B01J 23/46 M B01J 23/46 301M B01J 23/42 M B01J 23/30 M B01J 23/745 M B01J 23/22 M B01J 23/843 M B01J 23/72 M B01J 23/16 M C01G 53/00 A C01G 55/00 C01G 41/00 A C01G 41/02 C01G 49/06 A C01G 31/00 C01G 29/00 C01G 3/02 C25B 11/06 A
【0086】 本発明の触媒が電気化学的酸素発生能を有する電極材料として機能するものである場合、以下の条件を満足するのが好ましい。すなわち、本発明の触媒をアノードとして用い、カウンター電極として水素電極(RHE)を用い、0.1MのKPi緩衝液(pH=7.0)を用いた場合における、10mV/sの走査速度で測定されるLSV(Linear Sweep Voltammetry)でカウンター電極の電位(V)に対するアノードでの電位(V)の比率(V vs. RHE)を横軸、反応電流密度(i[mA/cm2])を縦軸にとったグラフにおいて、V vs. RHEが2.2における反応電流密度iは、0.05mA/cm2以上であるのが好ましく、0.10mA/cm2以上であるのがより好ましく、0.15mA/cm2以上であるのがさらに好ましい。
【0088】 本発明の触媒が光酸素発生能を有する電極材料として機能するものである場合、本発明の触媒を作用電極として用いて、後述する実施例で詳述するような測定および変換を行ったときに、水素電極(RHE)の電位(V)に対する本発明の触媒を用いた電極での電位(V)の比率(V vs. RHE)を横軸、反応電流密度(i[mA/cm2])を縦軸にとったグラフにおいて、V vs. RHEが1.2における反応電流密度iは、0.30mA/cm2以上であるのが好ましく、0.50mA/cm2以上であるのがより好ましく、1.0mA/cm2以上であるのがさらに好ましい。
【0090】 本発明の触媒が光水素発生能を有する電極材料として機能するものである場合、本発明の触媒を作用電極として用いて、後述する実施例で詳述するような測定および変換を行ったときに、水素電極(RHE)の電位(V)に対する本発明の触媒を用いた電極での電位(V)の比率(V vs. RHE)を横軸、反応電流密度(i[mA/cm2])を縦軸にとったグラフにおいて、V vs. RHEが0.6における反応電流密度iは、-0.05mA/cm2以下であるのが好ましく、-0.10mA/cm2以下であるのがより好ましく、-0.15mA/cm2以下であるのがさらに好ましい。