【0033】 一般式(1)で表される化合物は、デオキシチミンにおけるピリジン環の5位のメチル基を、-L1-L2[-(AO)m-R2]nで置換することによって合成することができる。具体的には、デオキシチミンにおけるピリジン環の5位のメチル基を、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子に置換し、カップリング反応を利用して-L1-L2[-(AO)m-R2]nを導入すればよい。デオキシチミンにおけるピリジン環の5位のメチル基をハロゲン原子に置換する方法は、Khan, S. I.; Grinstaff, M. W. J. Am. Chem. Soc. 1999, 121, 4704-4705等で公知である。また、L1、L2、及び基-(AO)m-R2の各結合反応も、基L1及び基L2の種類に応じて公知のカップリング反応を利用して行うこともできる。