AP(BW , GH , GM , KE , LR , LS , MW , MZ , NA , RW , SD , SL , ST , SZ , TZ , UG , ZM , ZW) , EA(AM , AZ , BY , KG , KZ , RU , TJ , TM) , EP(AL , AT , BE , BG , CH , CY , CZ , DE , DK , EE , ES , FI , FR , GB , GR , HR , HU , IE , IS , IT , LT , LU , LV , MC , MK , MT , NL , NO , PL , PT , RO , RS , SE , SI , SK , SM , TR) , OA(BF , BJ , CF , CG , CI , CM , GA , GN , GQ , GW , KM , ML , MR , NE , SN , TD , TG) , AE , AG , AL , AM , AO , AT , AU , AZ , BA , BB , BG , BH , BN , BR , BW , BY , BZ , CA , CH , CL , CN , CO , CR , CU , CZ , DE , DJ , DK , DM , DO , DZ , EC , EE , EG , ES , FI , GB , GD , GE , GH , GM , GT , HN , HR , HU , ID , IL , IN , IR , IS , JO , JP , KE , KG , KH , KN , KP , KR , KW , KZ , LA , LC , LK , LR , LS , LU , LY , MA , MD , ME , MG , MK , MN , MW , MX , MY , MZ , NA , NG , NI , NO , NZ , OM , PA , PE , PG , PH , PL , PT , QA , RO , RS , RU , RW , SA , SC , SD , SE , SG , SK , SL , SM , ST , SV , SY , TH , TJ , TM , TN , TR , TT
【非特許文献1】T. A. Birks, P. J. Roberts, P. S. J. Russell, D. M. Atkin, and T. J. Shepherd, “Full2-D photonic-bandgaps in silica/air structures,” Electron. Lett., vol. 31, no. 22, pp. 19411943, 1995. 【非特許文献2】P. Roberts, D. Williams, B. Mangan, H. Sabert, F. Couny, W. Wadsworth, T. Birks, J. Knight, and P. Russell, “Realizing low loss air core photonic crystal fibers by exploiting an antiresonant core surround.,” Optics Express, vol. 13, no. 20, pp. 82778285, Oct. 2005. 【非特許文献3】B. Debord, M. Alharbi, T. Bradley, C. Fourcade-Dutin, Y. Y. Wang, L. Vincetti, F. Grme, and F. Benabid, “Hypocycloid-shaped hollow-core photonic crystal fiber Part I: arc curvature effect on confinement loss.,” Optics Express, vol. 21, no. 23, pp. 2859728608, Nov. 2013. 【発明の概要】 【発明が解決しようとする課題】 【0019】 しかしながら、信号の遅延時間が短い中空光ファイバであるフォトニックバンドギャップファイバは、コア部を囲む円柱パイプを用いないことで低損失なフォトニックバンドギャップファイバが作成可能であるが、製造の難易度が高いという問題点がある。 【0020】 また、コアを囲む円柱パイプを用いることで製造は比較的容易となるが、低損失なフォトニックバンドギャップファイバとするためには円柱パイプの厚さを精密に制御する必要があり、またガラスの表面張力のため作成された母材から光ファイバを線引きした際にコア周囲のガラス壁の厚さをコアの周方向で均一にすることは困難であるなど、低損失化の点では円柱パイプを用いない方法に比較して不利である。このように、信号の遅延時間が短い中空光ファイバは製造の容易性と低損失化を両立させることは困難であった。 【0021】 本発明の一態様は、以上の問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、光ファイバを伝搬する光信号の遅延を抑制するとともに、光ファイバの生産性の向上と、伝搬損失の低減との両立を図ることができる光信号送信システムなどを実現することにある。 【課題を解決するための手段】 【0022】 上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る光信号送信システムは、複数のモードの光信号を伝搬することができる光ファイバと、上記光ファイバに光信号を入力する送信装置と、を含み、上記送信装置は、特定の高次モードの光信号を生成し、上記光ファイバは、コア部が中空であり、基本モードの光信号の損失よりも上記特定の高次モードの光信号の損失が小さくなるように設計されている構成である。 【発明の効果】 【0023】 本発明の一態様に係る光信号送信システムまたは光ファイバによれば、光ファイバの生産性の向上と、伝搬損失の低減との両立を図ることができるという効果を奏する。 【図面の簡単な説明】 【0024】 【図1】本発明の実施の一形態に係る光通信システムの概要構成を示すブロック図である。 【図2】本発明の実施の一形態に係る光ファイバの断面の構造を示す断面図である。 【図3】上記光ファイバに特定モードの光信号を入力したときの電界強度分布の例を示す図である。 【図4】上記光ファイバに関し、クラッド部の構造とバンドギャップ波長との関係を示す図である。 【図5】上記光ファイバの損失波長特性の計算例を示す図である。 【図6】上記光ファイバの損失波長特性の計算例を示す図である。 【図7】上記光ファイバの損失波長特性の計算例を示す図である。 【発明を実施するための形態】 【0025】 本発明の実施の形態について図1~図6に基づいて説明すれば、次の通りである。以下、説明の便宜上、ある項目にて説明した構成と同一の機能を有する構成については、他の項目においても同一の符号を付記し、その説明を省略する場合がある。