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化合物、光応答性酸素消費剤 UPDATE

Patent code P210017484
File No. S2019-0531-N0
Posted date 2021年3月15日
Application number 特願2019-130019
Publication number 特開2021-014430
Date of filing 令和元年7月12日(2019.7.12)
Date of publication of application 令和3年2月12日(2021.2.12)
Inventor
  • 家田 直弥
  • 中川 秀彦
  • 川口 充康
Applicant
  • 公立大学法人名古屋市立大学
Title 化合物、光応答性酸素消費剤 UPDATE
Abstract 【課題】生体内で局所的に低酸素状態を発生させることができ、低酸素状態が発生する時期的な制御及び低酸素状態が発生する部位の空間的な制御が可能である光応答性酸素消費剤が得られる化合物を提供する。
【解決手段】下式(1)で表される化合物。
[化1]
(式省略)
式(1)中、Xはカルコゲノローダミン骨格含有基であり、Yは置換基を有してもよい炭化水素基、水素原子又はカルボキシル基であり、Zは、それぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、Rは、置換基を有してもよい炭化水素基である。
【選択図】なし
Outline of related art and contending technology

哺乳動物は、生体内におけるエネルギーの産生に酸素を必要とする。一方で、生体内の低酸素状態は、哺乳動物の固体形成、幹細胞形質の維持、幹細胞の分化誘導等の生体イベントを制御する因子でもある。また、がん細胞、炎症組織においては、局所的に低酸素状態が発生することが知られている。そのため、生物学、医学等の研究分野、医薬、創薬等の産業分野において、低酸素状態に関連する研究が注目されている。

低酸素状態に関する研究分野においては、従来、マウス等のモデル生物を低酸素チャンバー内に閉じ込め、モデル生物を低酸素環境下におくことが行われてきた。
低酸素チャンバーを使用する場合、研究対象となる臓器以外の臓器を含む生物全体を低酸素環境下におくことになる。しかし、生体内では、ある特定の臓器の病変において局所的な部位に低酸素状態が発生する。
したがって、低酸素チャンバーを使用する方法にあっては、局所的に低酸素状態が発生した部位について、生物学的な知見を充分に得ることが困難である。

非特許文献1には低酸素状態を生体内で誘発可能なハイドロゲルが記載されている。非特許文献1に記載のハイドロゲルは、低酸素状態を誘発する分子を含む。非特許文献1に記載のハイドロゲルによれば、ハイドロゲルをマウス等のモデル生物の標的部位に注入することで、標的部位を低酸素状態とすることができ、局所的に低酸素状態を誘発できる。

Field of industrial application

本発明は、化合物、光応答性酸素消費剤に関する。

Scope of claims 【請求項1】
下式(1)で表される化合物。
【化1】
(省略)
式(1)中、Xはカルコゲノローダミン骨格含有基であり、Yは置換基を有してもよい炭化水素基、水素原子又はカルボキシル基であり、Zは、それぞれ独立に水素原子又はメチル基であり、Rは、置換基を有してもよい炭化水素基である。

【請求項2】
前記カルコゲノローダミン骨格含有基が、下式(X1)で表される基又は下式(X2)で表される基である、請求項1に記載の化合物。
【化2】
(省略)
式(X1)中、Eは硫黄原子、セレン原子又はテルル原子であり、Rは、水素原子、メチル基又はエチル基であり、式(X2)中、Eは硫黄原子、セレン原子又はテルル原子である。

【請求項3】
前記Yがカルボキシル基を有する炭化水素基またはカルボキシル基である、請求項1又は2に記載の化合物。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物を含む、光応答性酸素消費剤。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right 公開
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