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量子画像伝送システム

Patent code P210017882
File No. S2020-0108-N0
Posted date 2021年8月23日
Application number 特願2020-012762
Publication number 特開2021-118520
Date of filing 令和2年1月29日(2020.1.29)
Date of publication of application 令和3年8月10日(2021.8.10)
Inventor
  • 井上 修一郎
Applicant
  • 学校法人日本大学
Title 量子画像伝送システム
Abstract 【課題】安全性を備えた画像伝送の手間と時間とを低減する。
【解決手段】量子画像伝送システムは、偏光量子もつれ光源と、偏光量子もつれ光源から出射された1対の光子対のうち一方の光子の偏光状態を観測する送信側観測部と、1対の光子対のうち他方の光子の空間状態を、所定の変調パターンと画像情報とに基づいて変化させる空間変調部と、空間変調部が変化させた他方の光子の偏光状態及び変調パターンに対応した光子検出回数を測定する受信側観測部と、送信側観測部が一方の光子の偏光基底・光子検出時刻・偏光状態の測定結果の一部と、受信側観測部が観測した他方の光子の偏光状態とに基づいて、光子の送受信の盗聴安全性を判定する判定部と、所定の変調パターンを示す情報と、前記所定の変調パターンに対応して受信側観測部が観測した他方の光子の個数とに基づいて、画像情報を復号する復号部とを備える。
【選択図】図1
Outline of related art and contending technology

従来、画像の秘匿伝送においては、まず、送信者と受信者との間で暗号鍵を共有し、次に、共有された暗号鍵を用いて画像を伝送していた。暗号鍵の共有に用いられる技術として、例えば、量子もつれ光子対を利用した量子鍵配送システムが開示されている(例えば、特許文献1を参照)。

Field of industrial application

本発明は、量子画像伝送システムに関する。

Scope of claims 【請求項1】
偏光量子もつれによって互いに関係づけられる光子対を出射する偏光量子もつれ光源と、
前記偏光量子もつれ光源から出射された1対の光子対のうち一方の光子の偏光状態を、互いに異なる偏光基底で偏光状態を観測可能な少なくとも2種類の観測系のうちのいずれかの観測系によって観測する送信側観測部と、
前記1対の光子対のうち他方の光子の空間状態を、所定の変調パターンと画像情報とに基づいて変化させる空間変調部と、
前記空間変調部が変化させた前記他方の光子の偏光状態及び変調パターンに対応した光子検出回数を測定する受信側観測部と、
前記送信側観測部が前記一方の光子の偏光基底・光子検出時刻・偏光状態の測定結果の一部と、前記受信側観測部が観測した前記他方の光子の偏光状態とに基づいて、光子の送受信の盗聴安全性を判定する判定部と、
前記所定の変調パターンを示す情報と、前記所定の変調パターンに対応して前記受信側観測部が観測した前記他方の光子の個数とに基づいて、前記画像情報を復号する復号部と、
を備える量子画像伝送システム。

【請求項2】
前記空間変調部は、格子状に配列されたマイクロミラーを前記所定の変調パターンに基づいて駆動することにより、前記マイクロミラーに入射する前記他方の光子の空間状態を変化させる
請求項1に記載の量子画像伝送システム。

【請求項3】
前記空間変調部は、格子状に配列された光変調素子の変調状態を前記所定の変調パターンに基づいて変化させることにより、前記光変調素子に入射する前記他方の光子の空間状態を変化させる
請求項1に記載の量子画像伝送システム。

【請求項4】
送信側装置が、前記偏光量子もつれ光源と、前記送信側観測部と、前記空間変調部とを備え、
受信側装置が、前記受信側観測部と、前記判定部と、前記復号部とを備える
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の量子画像伝送システム。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2020012762thum.jpg
State of application right 公開
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