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発泡樹脂成形品の製造方法

Patent code P180015541
File No. 4562
Posted date 2018年11月21日
Application number 特願2014-111478
Publication number 特開2015-223811
Patent number 特許第6486019号
Date of filing 平成26年5月29日(2014.5.29)
Date of publication of application 平成27年12月14日(2015.12.14)
Date of registration 平成31年3月1日(2019.3.1)
Inventor
  • 大嶋 正裕
  • 宮本 竜馬
  • 歌野 辰楠
  • 金子 満晴
  • 宮本 嗣久
  • 小川 淳一
Applicant
  • 国立大学法人京都大学
  • マツダ株式会社
Title 発泡樹脂成形品の製造方法
Abstract 【課題】内部が繊維化された発泡樹脂成形品およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】物理発泡剤および熱可塑性樹脂を含有する熱可塑性樹脂組成物を溶融および混練し、固定型と可動型からなる金型内に射出した後、可動型をコアバックさせることにより、熱可塑性組成物を発泡させつつ成形する発泡樹脂成形品の製造方法であって、熱可塑性樹脂組成物の冷却速度19℃/秒での結晶化温度をTccf(℃)としたとき、コアバックを、熱可塑性樹脂組成物の温度がTccf-10℃~Tccf+20℃であるときに開始する発泡樹脂成形品の製造方法、およびその方法により製造された発泡樹脂成形品。
【選択図】図1B
Outline of related art and contending technology

自動車の内装品および家電の筐体および部品などの分野では、様々な樹脂成形品が使用されている。このような樹脂成形品は、従来では内部が中実のものが主流であったが、最近では成形品の軽量化と消費原料の節約の観点から、内部にセル構造を有する発泡樹脂成形品に置き換わっている。

発泡樹脂成形品の製造方法としては、射出成形法に基づく方法が知られている。詳しくは、発泡剤および熱可塑性樹脂を含有する熱可塑性樹脂組成物を溶融および混練し、固定型と可動型からなる型内に射出した後、可動型をコアバックさせることにより、熱可塑性組成物を発泡させつつ成形する(特許文献1,2)。

Field of industrial application

本発明は、射出成形法に基づく発泡樹脂成形品の製造方法およびその方法により製造された発泡樹脂成形品、詳しくは内部が繊維化された繊維質発泡樹脂成形品の製造方法およびその方法により製造された繊維質発泡樹脂成形品に関する。

Scope of claims 【請求項1】
物理発泡剤および熱可塑性樹脂を含有する熱可塑性樹脂組成物を溶融および混練し、固定型と可動型からなる金型内に射出した後、可動型をコアバックさせることにより、熱可塑性組成物を発泡および繊維化させつつ成形する発泡樹脂成形品の製造方法であって、
熱可塑性樹脂組成物の冷却速度19℃/秒での結晶化温度をTccf(℃)としたとき、コアバックを、熱可塑性樹脂組成物の温度がTccf-10℃~Tccf+20℃であるときに開始することにより、コアバック初期において、熱可塑性樹脂組成物の結晶化を達成し、
射出工程における金型温度はTccf-70~Tccf-40℃であり、
熱可塑性樹脂組成物の結晶化温度Tccfは80~180℃であり、
熱可塑性樹脂組成物が、該熱可塑性樹脂組成物の冷却速度10℃/分での結晶化温度Tccsにおいて1×10~5×10Paの貯蔵弾性率を有し、
得られる発泡樹脂成形品が内部において繊維化されている、発泡樹脂成形品の製造方法。

【請求項2】
熱可塑性樹脂組成物が結晶核剤をさらに含有する請求項1に記載の方法。

【請求項3】
熱可塑性樹脂が、冷却速度10℃/分での結晶化温度Tcpsを90~210℃に有し、かつTcpsにおいて1×10~1×10Paの貯蔵弾性率を有するポリマーである請求項1または2に記載の方法。

【請求項4】
熱可塑性樹脂組成物を金型内に射出した後、金型内で熱可塑性樹脂組成物を保圧し、可動型のコアバックを開始する請求項1~のいずれかに記載の方法。

【請求項5】
コアバック開始時において金型内の熱可塑性樹脂組成物中のセル径が30μm以下である請求項1~のいずれかに記載の方法。

【請求項6】
発泡を1.1~5倍の発泡倍率で行う請求項1~のいずれかに記載の方法。

【請求項7】
繊維化により繊維体が形成され、繊維体が、発泡樹脂成形品のコアバック方向に対して垂直な断面において10μm以下の平均径を有する請求項1~のいずれかに記載の方法。

【請求項8】
繊維体が、繊維状物および非環状セル壁痕を含み、
発泡樹脂成形品のコアバック方向に対して垂直な断面において、繊維体の数が40個/100μm以上である請求項に記載の方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2014111478thum.jpg
State of application right 登録
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