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LACTOBACILLI INDUCING IMMUNOMODULATIVE FUNCTION OR COMPONENT THEREOF AND METHOD FOR OBTAINING THE SAME

Patent code P05A007533
File No. 食品-71
Posted date Sep 21, 2005
Application number P2003-398662
Publication number P2005-154387A
Patent number P4589618
Date of filing Nov 28, 2003
Date of publication of application Jun 16, 2005
Date of registration Sep 17, 2010
Inventor
  • (In Japanese)辻 典子
  • (In Japanese)木元 広実
Applicant
  • (In Japanese)国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
Title LACTOBACILLI INDUCING IMMUNOMODULATIVE FUNCTION OR COMPONENT THEREOF AND METHOD FOR OBTAINING THE SAME
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a microorganism and its components that can be used for the prevention and the therapy of immune diseases, for example, allergic diseases, autoimmune diseases including inflammatory bowel disease, for example, large intestinal ulcerative inflammation, and provide an efficient selection method for the microorganism, and to provide a method for efficiently inducing immuno-modulative cells bearing an important role for retaining immunological homeostasis by using the microorganism or its components.
SOLUTION: Cocei belonging to the genus Lactococcus or their components induce the production of IL-10 from the dendritic cells or spleen cells of a mammal; In a method for obtaining the microorganism or the components, microorganisms, for example, the cocei of the genus Lactococcus are co-cultured together with the dendritic cells or spleen cells of a mammal to select a strain having high induction properties of the IL-10 production. A selection method for the microorganism or the components comprises culturing microorganisms, for example, the cocei belonging to the genus Lactococcus together with intestinal epithelium cells to select the strain by Caspase-1 activity and IL-18 production inducing ability; and food or a food material and animal feed that contain the cocei belonging to the genus Lactococcus as an active ingredient are provided.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


免疫恒常性の維持は、健康を保つ上で根本的な条件のひとつである。
ここで、「健康な状態における免疫恒常性とは何か」を考慮する際に、免疫関連遺伝子の機能発現、すなわち免疫細胞の分化・機能成熟が環境因子により大きく左右されるという事実が重要である。



特に、皮膚の200倍もの面積を持つ消化管は、外部環境に対する主要な作用面であり、従って消化管における外部環境の代表である腸内細菌、食物成分などは、生体にとって量的に主たる環境因子である。体内における免疫細胞の過半が消化管に存在することを考えると、消化管は、多種多様、かつ大量の非自己成分に常に曝される生体防御システムの最前線であると言える。
これに関連して、近年顕著な増加が社会問題となっている食物アレルギー疾患や大腸性潰瘍炎など炎症性腸疾患を初めとする自己免疫疾患等の免疫病の急増、ひいてはアレルギー体質や生活習慣病の発症等に、腸内環境に対する生体応答が反映されている可能性があると指摘されている(非特許文献1参照)。



ここで、免疫恒常性の維持においては、免疫調節性(制御性)細胞が重要である。免疫調節性細胞は、免疫応答のバランスを司る細胞群のうち、過剰な免疫応答を抑制する、いわゆる自己防御機構を構築する細胞群の総称である。近年、この免疫調節性細胞の分化・機能成熟機構が徐々に明らかにされつつあり、とりわけ消化管で効率良く誘導されていることが明らかとなってきた(非特許文献2参照)。



消化管には、上述のように夥しい量の環境因子が存在するので、これら非自己成分に対し過剰応答しないためのシステムを免疫調節性細胞が担っていることから、腸内における免疫調節性細胞の誘導メカニズムの解析が免疫病の予防・治療につながるとして注目されている。
その過程で、消化管はトレランス誘導に適した環境にあること、かつ消化管に存在する免疫細胞の多くは活性化された状態にあることが明らかとなってきた。免疫恒常性維持のために、消化管では免疫調節性細胞が「積極的に」誘導され、活性化されるのであるとしたら、その現象を支える環境要因が消化管にあると考えられる。



消化管ではインターロイキン-10(IL-10)、TGF-βといった抑制性サイトカインが豊富に存在することが知られている。本発明者らは、インターロイキン(IL-18)が環境分子として重要であることを既に明らかにしている(非特許文献3参照)。
例えば、デキサメタゾン等の化学物質が、免疫調節性細胞を誘導するとして、医薬品の開発が進められている(非特許文献4参照)。



一方、消化管における免疫調節性細胞を誘導する微生物及びその成分の検索も進められている。特に食品成分として用いられている微生物であれば、上記デキサメタゾン等の化学物質のように安全性に問題がなく経口摂取が可能であり、いわゆるプロバイオティクス(宿主の健康維持に有益に働く生きた微生物)として免疫病の予防・治療用の食品への応用も期待されている。



ここで、乳酸菌は、代表的なプロバイオティクスとして微生物の中でも安全性が高く、かつ発酵食品や生分解樹脂製造など食品関連産業応用の蓄積がある。乳酸菌は、発酵乳等の形で体内に摂取されることにより、整腸作用や血清コレステロール低下作用、免疫賦活作用等、乳酸菌の機能性に基づく様々な生理的効用を発揮することが知られている(非特許文献5参照)。
しかし、免疫調節性細胞を誘導する微生物及びその成分についての研究は、端緒についたばかりであり、その検索・評価方法もまだ確立されたものがない。このため、免疫調節性細胞を誘導する微生物及びその成分は、乳酸菌の中にも見出されていなかった。



【非特許文献1】
Kalliomaki M et al.Lancet 2001;357:1076.
【非特許文献2】
Tsuji NM et al,Immunology 2001;103:458,Int Immunol 2003;15:525.
【非特許文献3】
2002年度日本免疫学会総会・学術集会記録 p256
【非特許文献4】
Barrat FJ et al. JEM 2002; 195 :603
【非特許文献5】
Fuller,R.J Appl.Bacteriol.1989;66:365.

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、免疫調節性機能を誘導する微生物株、例えば乳酸菌類、又は該微生物由来の免疫調節性機能を有する成分に関し、詳しくは、哺乳類の樹状細胞又は脾臓細胞からインターロイキン-10産生を誘導し、免疫調節性機能を付与するラクトコッカス属乳酸球菌などの微生物又は該微生物由来の成分、並びに前記菌を含有する医薬品に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
ラクトコッカス ラクティス サブスピーシーズ クレモリス(Lactococcus lactis subsp.cremoris) C60株(FERM BP-08559)及び/又は該乳酸球菌由来の成分からなる哺乳類の樹状細胞又は脾臓細胞からインターロイキン-10産生を誘導するための免疫調節

【請求項2】
 
ラクトコッカス ラクティス サブスピーシーズ クレモリス(Lactococcus lactis subsp.cremoris) C60株(FERM BP-08559)が、生菌体又は死菌体である請求項1記載の哺乳類の樹状細胞又は脾臓細胞からインターロイキン-10産生を誘導するための免疫調節剤

【請求項3】
 
ラクトコッカス ラクティス サブスピーシーズ クレモリス(Lactococcus lactis subsp.cremoris) C60株(FERM BP-08559)及び/又は該乳酸球菌由来の成分を有効成分として含有する哺乳類の樹状細胞又は脾臓細胞からインターロイキン-10産生を誘導するための免疫調節用医薬品。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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11426_01SUM.gif
State of application right Registered


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