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NEW MAST CELL STRAIN AND METHOD USING THE SAME STRAIN

Patent code P06A009473
File No. H04-022
Posted date Dec 1, 2006
Application number P2003-006966
Publication number P2004-215581A
Patent number P3876314
Date of filing Jan 15, 2003
Date of publication of application Aug 5, 2004
Date of registration Nov 10, 2006
Inventor
  • (In Japanese)秀 道広
  • (In Japanese)岡部 勉
  • (In Japanese)平郡 隆明
Applicant
  • (In Japanese)国立大学法人広島大学
Title NEW MAST CELL STRAIN AND METHOD USING THE SAME STRAIN
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a new mast cell strain derived from a normal cell not causing tumorigenesis in order to obtain a tool analyzing a role of a mast cell in allergic diseases.
SOLUTION: A mouse mast cell strain NCL-2 deposited as FERMP-19183, developing an immunoglobulin E receptor having high affinity on the cell surface and capable of readily being cultured without requiring a specific proliferation factor through constitutive autophosphorylation of c-KIT is not recognized is provided. The cell strain is derived from the normal cell and useful as a tool, etc., for screening a therapeutic agent or a diagnostic for allergic diseases.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


肥満細胞は高親和性免疫グロブリンE (IgE)受容体を有し、I型アレルギー反応におけるエフェクター細胞としてその中心的役割を担っている事は周知の事実である。しかしながら近年、肥満細胞の各種サイトカインの産生能が明らかになり、好酸球の集積やB細胞に対するIgE抗体産生の指令にも関与しうる事が証明され、アレルギー性炎症反応の形成に重要な役割を担っている事が判明してきている。一方、肥満細胞の増殖因子としては、サイトカンの一種であるインターロイキン-3 (IL-3), c-KITのリガンドである幹細胞刺激因子 (stem cell factor : SCF) 等が知られている。特にSCFは単独でヒト造血幹細胞であるCD (cluster of differentiation) 34+細胞から肥満細胞を誘導しうる唯一の増殖因子であり、かつ組織での肥満細胞の分化、維持増殖に必須の因子として極めて重要である。



一方、現在まで腫瘍化した肥満細胞より多くの細胞株が確立されているが、特定の増殖因子の添加を必要とせず増殖し、かつ、その代表的機能であるIgE受容体を介してのヒスタミン遊離能を有するのは、ラット好塩基球性白血病細胞であるRBL-2H3細胞株のみである。しかしながらRBL-2H3細胞株は他の大部分の肥満細胞株がそうであるように、突然変異によりc-KITの自己リン酸化が生じ、常時活性化状態にあることにより自律的増殖能を獲得している。したがって、これを使ってSCF-KIT系を介する肥満細胞の活性化と細胞内情報伝達系の詳細な解析を行うことは困難であった。なおRBL-2H3細胞についての報告の一例として、ヒトIgE受容体をRBL-2H3細胞に導入したことがGilfillanらによって報告されている(非特許文献1)。また、HiraらによりNC/NgaマウスのBMMCから分離された細胞株の報告もあるが、この細胞は正常なマスト細胞の機能を殆ど有していない(非特許文献2)。



また、その様な解析において、継代培養した細胞ではなく初代培養の肥満細胞を用いることが考えられるが、初代培養の肥満細胞は寿命が短く、その維持にはやはり上記[0002]で述べたサイトカインを必要とするという欠点があった。



【非特許文献1】
エー・エム・ギルフィランら(A.M. Gilfillan et al), ザ・ジャーナル・オブ・イムイノロジー(The Journal of Immunology), 1992年,149巻,p2445-2451
【非特許文献2】
ヒラら(Hira et al.), インターナショナル・アチーブス・オブ・アレルギー・アンド・イムノロジー(International Achieves of Allergy and Immunology), 2001年,127巻,p67-70

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、高親和性免役グロブリンE受容体をその細胞表面に発現し、c-KITの構成的な自己リン酸化を認めないにもかかわらず、特定の増殖因子を必要とせずに簡便に培養することが可能であることを特徴とする、マウス肥満細胞株NCL-2およびその使用方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
NCマウスの骨髄より分離された肥満細胞株NCL-2であって、FERM P-19183として寄託されc-KITの自己リン酸化を起こさない非腫瘍細胞であることを特徴とする、新規な肥満細胞株。

【請求項2】
 
高親和性免疫グロブリンE受容体を発現し、そのために前記受容体に免疫グロブリンE抗体が結合することを特徴とする、請求項1記載の肥満細胞株。

【請求項3】
 
前記高親和性免疫グロブリンE受容体の刺激物質を作用させることにより、生理活性物質を遊離することを特徴とする、請求項1記載の肥満細胞株。

【請求項4】
 
前記生理活性物質が、ヒスタミン、ベータヘキソサミニダナーゼ、トリプターゼ、IL-6、TNFαおよびロイコトリエンB4から成る群より選択されたことを特徴とする、請求項3記載の肥満細胞株。

【請求項5】
 
アレルギー疾患の治療薬又は診断薬をスクリーニングするために使用することを特徴とする、請求項1記載の肥満細胞株の使用方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
State of application right Registered


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